経営理念・行動指針

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秋といえば

秋と言えば、食欲の秋、読書の秋、運動の秋ですね。あいにく、天候が悪い日が続いていますが、秋を楽しみたいものです。
最近、読書があまり出来ていません。簡単なビジネス書程度であれば、一時間程度で読めるので問題がないのですが、内容が難解な本になると、少しでも読まなくなると、太刀打ち出来なくなります・・・・。筋トレと同じで少しでもサボると頭がなまるのです。

僕にとっての読書はストイックなスタイルで読むこと。読書にも種類が色々ありまして、僕にとって、小説、最近の文学は楽しいので筋トレにはならないです。古典や哲学書は知識と気合がないと全く読めないのが辛い・・・。歴史(特に世界史)、教養(科学、天文学、昔の言葉遣い)等の知識がないと古典を読んでも体に入ってこない。読めるようになるまで、結構な準備期間がありました。

経営等に関する本は読書というよりは勉強なので、楽しい、つらいというよりも仕事の一環です。

運動だと体育会系、本だと文化系と思いがちでしょうが、僕の意見としては、本も立派な体育会読書部です。筋トレ、気合・集中をしないと難解な本は読めません。同じことを脳科学者の茂木さんや明大教授の斉藤先生も話していました(あの二人でも難解の本を読むのは難儀みたいですね)

リバウンドをしてしまい、もう一度やり直し・・・。また振出しにもどって本を読み直しです。




マイルドヤンキー

 雑誌やテレビでマイルドヤンキーというキーワードが出てきます。意味は生まれ育った地域を離れずに、地縁や友人関係を変えることなく、生活をしていく人という意味だったかと思います。

 マイルドヤンキーと言われる人の生活を見ると、ある程度の年代の人からすると、野心も無く、やる気もない様に見えるかも知れませんが、脱東京、脱均一という考え方に沿えば、時代にあった生き方をしているのではないでしょうか?

 東京に無理やり上京して中途半端な大学へ行くよりも、今のライフスタイルを大事にするのは、案外、客観的に自分が見えている様な気がします。そんな地元愛に溢れた人が介護職に就いてもらい、地域を担ってもらうのは、今後の循環としてとても素晴らしいことになるのではないでしょうか?

 少子高齢化が叫ばれていますが、原因の一つは東京の様な大都市に一極集中してしまい、生活費用の高騰により、晩婚化や子供を産めない環境にあることです。大都市が少子化を生んでいるともいえます。また、生産人口の減少により、都市部では女性にも男性と同様に働くことを求められています。子供を多く産むことと働くことへの参加を同時に求められている。相関性を無視した状況となっています。

 そう考えると生活費用の安い地方やご両親がいる地方で働く方が、とてもメリットが生まれてきます。子供を両親に見てもらうことも出来るだろうし、通勤時間も短く、生活費用も安いので、都市の様な悩みは劇的に減るかと思います。

働き口に関しては介護業界であれば、どこでも募集をしていますので、職制さえあえば、すぐに正社員で働くことは可能です。

 僕の時代は、良い大学に行ったんだから、良い会社に入れと言われ、自動的に全国・海外転勤の会社へ行くことを半ば強制的に勧められました。僕は横須賀や神奈川が好きだったので、全国転勤の会社への就職活動に悩んだ経験があるので、時代がもう少し早ければ・・・・と思います。今は転勤も無く、ゆっくりとした生活をさせてもらっています。

 すでに日本からは野心とか、上昇志向というのが無くなっているのが背景かも知れません。

地域や特色を生かした運営

 川崎の有料老人ホームだけでなく、横浜や東京の施設でも虐待の疑いがあると報道がありました。運営会社は施設運営数が300棟を超える、日本で一番の施設数を誇る会社です。この施設の運営だけが悪いと断罪するのは氷山の一角だと思った方が良いかと思います。

 ここだけでなく、認知症対応と謳いながら、素人のスタッフでの運営の為、認知症の介護が出来ない施設や慢性的人不足にも関わらず、施設数や事業所数を増やすことに躍起になっている法人等、現在利用している高齢者や一般市民が考えている意向とは違う事業展開をしている会社が余りにも多いことが事件の背景に存在することを認識する必要があります。これって、介護の給与が低いから?行政の意向?で発生した事案でしょうか?経営そのものの問題だと思いませんか?

 高度成長が終わり、バブルも弾け、成長する身近な産業としては、医療、介護、IT位しかありません。一般的な経営者が新規事業として狙いを定めるのが、参入障壁が低い、介護事業となる訳です。

 地域貢献というよりも、生産性、利益性、成長性として検討をした上での参入をする訳です。そうなると、合理的な判断で参入する株式会社だけが悪いと思ってしまいがちですが、NPOも社会福祉法人も元をたどれば、親会社が建設会社だったり、飲食業だったりと別法人で運営をしているケースが非常に多いです。特に社会福祉法人に関しては顕著だと思います。本当に地域貢献を意識して運営している法人は、全体の半分も無いのかも知れません。

 離職率が高止まりすることを前提に上場を目指している法人さんもあります(上場が目的なら介護で起業する必要なんてないのに・・・、時代遅れだとなぜ気づかないのかな)。業界では若手経営者として雑誌にも度々登場しています。
 内情から見ると、ブラックに近い部分が多分にありますが、一般の人には見えない部分です。

 市民の方や利用している高齢者には見えない結果として、事故や事件に発展してしまいます。

最近でも全国で施設運営をする法人の事業所が架空(利用者が利用していないのに請求)請求を5年に渡り行った法人の事業所が指定取消となりました。(高齢者を対象に行ったと考えれば、内容は振り込め詐欺と同じ犯罪です。わざとならば・・・。偶然に架空請求なんて出来ないのですが・・・。)
 ソニーの子会社からも転換社債を引き受けてもらうなど、成長著しい企業だと思いますが、この経営者も若手経営者なんです・・・・、世の中を変えるとか、貢献するという言葉に自分達が酔ってしまっているとしたら、本末転倒かも知れません。先程の架空請求の影響もあり、弊社が別地域で運営する地域では一斉監査がありました。

 世の中の流れと介護業界は逆行しています。一般経済で言えば、地域での地産地消、地域での街づくり、農村での新たな取組などで地域再生を打ち出している自治体が多く、脱東京、脱均一がスローガンになっています。介護業界だけが、規模の競争、利益の競争に走っているのは、時代と齟齬を感じます。
 居酒屋のワタミ、マクドナルドが一人負けをしているのは、特色や個性を活かした居酒屋や店舗に負けているからです。日本だけでなく、アメリカでもマクドナルドは一人負けをしているというのは、世界の潮流が、個性や特色を求める時代になったと言えるのだと思います。

 上場でいえば、上場よりもM&Aで売却益を得るのが、日本でもアメリカでも現在では主流です。(上場を目指すべきと考えているのは雑誌に煽られているだけです。)

 介護業界の成長戦略・全国展開戦略に関しては、利用者無視、時代錯誤だと僕は思います。素晴らしく、尊敬に値する会社は、規模は小さい所が多いです。経営者が目を輝かせ、時には光らせて運営するには規模はかなりの足かせになるのかも知れません。大きくても素晴らしい施設も知っています。
 
 そういった会社の経営者は人格的にも素晴らしい方でした。
 

真相は・・・。

川崎の有料老人ホームで不可解な事件が立て続けに発生していますね。気になったのは、虐待の疑いがあり、家族が室内にビデオを設置し、撮影し虐待が発覚した事件や入居者様の金銭を窃盗した事件等が同施設内で起きている事実。

当社では、24時間の施設介護を行っていないので、事情は分かりませんが、今、全国のどこの施設でも、大なり小なり発生している事だと思ってもらって良いと思います。

今回の様な事故?やその他トラブルが起きるのか?考えられる原因としては?
①人員不足
②人材のミスマッチ(①とリンクする)
③介護報酬の引き下げ
④施設間の競争(他社)
⑤行政の対応
が考えられます。

①,②に関しては新聞折込、求人媒体どこを見ても介護スタッフの募集が多く掲載されています。また、人不足は他業種でも起きている為、介護業界と異業種での取り合いになっているのが実情です。
介護事業に関しては、配置人員が決まっている為、配置人員以下になると運営を停止することが義務付けられています。応募者がほとんどこないという施設や事業所が増えている中、応募者がいる場合には多少、本人に難があっても採用をしてしまうという事情があります。

高齢者のお世話が大好き、困っている人を助けたいという気持ちに溢れている人よりも、大学を出たけど、就職先がないから就職を決めた。介護業界は安定しているから、とりあえず就職した。夜勤もすれば、ある程度の金額で働けるからという理由で就職したというが人が特に介護施設で多いことも事件の背景にはあります。(在宅介護にはなぜか集まりませんが・・・、そのかわり、介護が本当に好きな人が集まるというメリットもあります)

入居者の方や家族の方は職員の人は皆お年寄りが大好きで、介護が好きな人が集まっていると思っているはずですが、働いている人の意識の違いに驚くのではないでしょうか?

大学生に関して言えば、社員数3000人以上の大手企業の有効求人倍率は0.5倍程度だと考えると、人不足で悩む介護業界に就職を検討するのは仕方がないことですが、本来の勉強内容と介護職での業務には大幅な隔たりがあるのも事実だと言えます。

本来、日本にはモノづくりをする工場や職業が多くありました。今では、数が急激に少なくなっています。本来の職制がモノづくりに向いている人が、就職難で、仕方なく介護現場で働いている現実があります。介護事業はモノづくりではなく、サービス業ですので、そもそもの職制が合わない人が働いてしまうと、トラブルも多発してしまうのです。

③、④に関しては、27年度の改定で介護報酬が引き下げられた影響で、経費削減、人件費の削減(主に賞与)が施設では盛んに行われています。働いている人にとっては、頑張っても収入に反映されないストレスが職場に充満しているのが今の介護の現場です。
また、介護施設が都市部(東京23区は除く)で加速度的に建設されている為にどこの施設も入居者確保が大変です。よって、少しでも空室率を埋めるため、現場の事情・意向を無視して、経営者側の意向で医療対応が必要な方、認知症の方、精神疾患の方を一つの施設に入居させているのが現実です。入居者ごとに対応を変えなくてはならないストレスは過分にあると思います。属性を一つの疾患に統一出来れば、オペレーション的に楽なのですが、この国の運営基準ではそこまでの縛りがない為、まぜこぜの介護施設が大半です。

今回、この施設だけが問題なのではなく、どこの施設も何かしらの問題を隠ぺいしているか、経営者が知らないだけなのだと認識をした方が良いかと思います。近年、施設と入居者間でのトラブルが頻発している為、仲介業者を介して、入居をさせていこうと行政も動き出しています。

⑤に関していうと、行政には、きめ細やかな対応が制度上出来ない為、不測の事態があっても、踏み込めないのが実情で、入居者の命や人権を担保するようなことが出来ていないのです。

残念ですが、今回、この国の民間介護施設の現状が露呈しました。運営会社は上場企業で、業界トップ企業です。他にも死亡事故が多発し、裁判を繰り返していた介護施設も知っています。某地方都市では有名な会社でしたが、議員が運営しているので行政も介入することが出来ないようでした。


日々、進化

9月に入り、新しい期が一カ月経ちました。同じことをしていても、マンネリ化をするということで、月次決算の見込みを当月20日~25日で仕上げ、確定値を翌月5日~8日までに出そうという、より大幅な工数がかかる事に、あえて挑戦をすることにしました。見込み⇒確定⇒税理士による試算表作成と3回、月次の資料を見ることになり、強制的に頭にデータが入ることになります。楽をしようと思えば出来たのですが、自分に刺激と成長を与える意味でも、果敢に挑戦してみようと思いスタートさせました。(現場は大混乱ですが、一緒に成長が可能だと思います)

また、今期は昨年度よりも更にEBIDA(償却前営業利益)にこだわりを持ち、下げられる経費は下げていこうということで、複合機やその他周辺機器の見直しも同時に行っています。小さな変化がいずれ大きなうねりになることに期待しつつ、スタッフの皆様の頑張りに頭が下がる思いです。


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