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明るいブログ

以前、介護系の出版社の編集者から、取材があった時に、「社長のブログって暗くないですか?」と言われました。直感的に、編集者なのにきちんと本を読んでないなと感じてしまいました。

なぜ、そう思ったか?世界的な文学を読めば一目瞭然だからです。明るくて楽しい文学なんて聞いたことがないです。人間の感情、生き様、そのすべてを書こうと思えばどうしても、トーンは明るくならないですからね。ドストエフスキーの「罪と罰」なんて、暗さ満点です。主人公であるラスコーリスキーが殺人を犯し、絶望からどうように立ち直っていくかが描かれているんですが、読み終わっても、ドンヨリする反面、人間の醜い感情や、希望等、様々な感情に触れることが出来るだからこそ、世界の文学として生き残ったんだなと。

ブログも文学とは言いませんが、人の感情を書こうと思えば、どうしても暗く感じてしまうのは仕方がないことですから。

反論しようとしたのですが止めました。明るいブログって何だろうと同時に考えてみました。おそらく、妙にウソくさく偽善的な内容のオンパレード且つ自社の自慢と社長の自慢だけになるので、そんな内容は書けないと瞬時に感じてしまいました。
  • 2016/03/31

大変なのは・・・。

障がいに関するブログを書くと、止まらなくなってきました・・・(笑) ブログを不定期に書いていますが、当初は何を書いて良いか分かりませんでした。感情がおもむくままに書いてきました。社員へのメッセージや自分が感じた事。普段読んでいる本。出来る限り正直に書いているつもりです。

おそらく読んでいる人は自分の知り合いしかいないので最近は、開けっぴろげな文面になりつつあります。その方がブログも長続きするするのだと感じています。一度、書いたものは決して消さず、後日、読み返さないことを自分の信念にしていますので、不適切な表現や不快な人がいてもご容赦ください。

障がいの話に戻りますが、障がいの子供を持つことは親御さんが一番、大変だろうと皆さんはお思いでしょうが、違います。実は、その兄弟がとても大変です。

親御さんは、障がいがあっても、その子を育てる決心をする。辛いけど自分達で決めた事です。がんばれます。でも、兄弟はそうではない。いずれにしろ、子供たちより先に親は死んでしまう。そうなると障がいのある子供の面倒を見るのは残された兄弟です。運命の十字架を背負わされるのは兄弟なんですね。そういう子供は親にはやさしいですから、障がいの子供の兄弟であることが辛いなんて、そんなこと絶対に言いませんし、そんなこと言う兄弟・子供は親から邪険にされてしまいます。自分の実体験なんですけどね。

自分の体験でいえば、恋愛・結婚・就職という全てのステージで影響がありました。障がいをもつ姉がいることが遠因の揉め事や諦めもありました。
結果として今の会社を運営しているのは運命だとしか言えないのかなと感じています。サラリーマンを辞めて、父の後を継ごうとしたのも、姉のことが脳裏にありました。私はバツ一ですが、離婚した遠因には、姉の件で揉めたことも大きな理由です。両親が不仲なのも価値観の違いもありますが、姉の方針を巡って揉めたからです。障がいの子供を抱えた両親が離婚するケースってかなり高いらしいです。分かる気がします。

人にその話をすると、誰々さんの兄弟にも障がいある人がいるけど楽しくやっているよとか、どうして、障がいになったの?と軽々しく聞かれると、無神経だなと腹が立ってしまう程、いまだに自分の頭からは消えない問題なんですね。前述した、可哀想という眼で見られるのと同じかな。

障がいサービスを続けていくにあたり、出来る限り、本人様よりも親、親よりも兄弟のカウンセリングをしていけると良いのだが・・・・。







放課後デイが増えたきた

放課後デイサービスが加速度的に増えているそうです。当社でも参入を検討していましたが、リハビリデイの二の舞になりたくなかったのと、放課後デイのトレンドが軽度の発達障害の児童が対象という内容を知り、自分の信念とはちょっと違うかなと考え参入を断念しました。

いずれ飽和状態になるのでしょうが営利企業が切磋琢磨して障がいサービスが一般化していくことはとても良いことだと思う。参入している企業はサービス業として顧客満足度を頑張って向上してくれれば良いと思う。上から目線の、お涙頂戴は迷惑な話なので。

社会的な問題を政治が解決するのか、経済が解決するのか、僕はずっと悩んできた。政治は民主主義、経済は資本主義。イデオロギーは似て非なるものだからだ。

結局のところ、今の世の中は、経済的な力で世の中を解決しているのかも知れない。政治二流、経済一流とよく言われた言葉だが、まさにその通りだと思う。全てが民営化されていますし、新しい形態が発生すると、あとで政治による規制が発生していますからね。

政治家になるか、起業家になるか、少しだけ悩んだ時期があります。ほんの1日、2日考えただけですが(笑)。考えた理由は、身内で何の理念も無い人が政治家になったのを見た時に、少しだけ考えました。政治を使って世の中を変えるのが良いのか?人を雇用して、新たな変化を経済で起こし、政治を動かしていくのが良いのか?僕は後者を選びました。僕には、たいそうな政治的理念もなければ、聖人君主でもないことも理由でしたが。

それって。

乙武さんの騒動と障がいサービスを絡めて、ブログを書いてみます。こういった類の問題は自分にとっては、他の人よりも先鋭的になってしまいます。
不倫の是か非かは別として、奥さんが可哀想だとか、一人で何も出来ないのに・・・女を5人も作ってとか、そう言った論調の背景には障がい者なのだから、おとなしく慎ましく生きて行けというのが見え隠れしてしまいます。これは完全に差別であり、障がい者の生き方を健常者が勝手に決め付けており、僕はひどく激憤してしまいます。

乙武さんは以前、ブログでレストランを訪れた時、2階まで車いすを運んでくれないこと、車いすを理由に入店を拒否されたことを憤慨されていました。読んだ人の意見の多くは、偉そうだとか、店の気持ちを考えろとか等、好意的ではない意見が大半なのかなと感じました。

障がいを持つ人や障がいをもつ家族は、利用させてくれた人やサービスに謙虚に、永続的に感謝し、謝り続けて、慎ましく生きていけと言わんばかりの論調にしか感じません。日本人って本当に偽善だなと感じてしまう・・・。確かに災害時の団結力は良いのだが、平時から、絆を意識してくれよ・・・と白けちゃうだよな。日常の社会で本当に困っている人に対しての差別的な意識を感じてしまうのは僕だけでしょうか?

乙武さんは、不倫したければ、自分達もすれば?障がいだから不倫してはいけない道理っておかしくないか?自分達が慎ましく生きているからって、障がい者も慎ましく生きなくてはいけない道理なんて、それって何だよって、乙武さんは開き直って良いのだ。完全に差別意識からのヤッカミなんだから。

僕も幼き頃に同じ思いがあったので、日本人や日本的な文化が大嫌いだった。三島由紀夫が好きなのは斜に構えた雰囲気を纏っているからかな。

政治家に倫理観を求める?フランスの大統領だったサルコジさんなんて、在任中に再婚(当然、浮気も)、現大統領のオーランドさんだってガールフレンドがいることを公言しています。昭和以前の日本のお偉いさんには妾さんが堂々といました。果たして、その方々が無能なのだろうか?

僕は乙武さんは謝るべき対象は家族であり、世間には堂々としていれば良いと思う。そこには目に見えない根強い差別的な思想があるだけなのだから。
健常な人には見えない・感じないことに障がいを持った人・その家族はとても鋭敏になるのです。盲目の人がその他4感が鋭敏になるのと同じ感覚ですかね。




機能の一部としての役割を果たす

障がいサービスの業務が磯子事業所では増えています。障がいサービスの場合には年齢層もバラバラです。下は幼児、上は30代と依頼内容も多種多様であり、年齢が若いケースが多く、担当する我々は、どうしても可哀想だという感情が起こりやすくなります。

障がいの姉を持つ僕の意見は(おそらく当事者家族なので意見として当たっていると思いますが)、可哀想とか思わなくて良い、むしろそう思われるのは嫌だ。ただ、平等に生きる実感を与えれくれれば、それでよいのだと心の奥底で絶対に思っているはずです。

健常者と障がい者の違いって?僕個人の考えは、健常者は、電車、車、スマホ、エスカレーター等、文明の利器を無意識に享受出来るが、障がい者は無意識に享受することが出来ず、むしろ不利益・不便を被っている立場であるという違いだけだと思います。

そう考えると、無意識で人や物に頼ってばかりいる、健常者である我々の方が自立心が低く、文明の利器が使えなくなるとたちまちに生活が困難になってしまうだろう。その様な背景を理解し、我々介護事業所は障がい者の一機能又は文明の利器としての役割を果たしていけば良いだけなのだ。

昔、姉を学校に連れて行くときに、町中の人に頭を下げ、毎日、毎日、感謝の言葉や謝罪の言葉を何千回と言いました。悲しい気持ちと絶望感でたまらなかったことを今でも思い出します。あの頃に比べると、平等感や権利に関しては、ずっと良くなってきたのかな。

当たり前に接する。これこそが障がいを持っている人にとっての権利であり、希望であり、喜びだという事を分かってもらえると嬉しいです。

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