英語よりも、母国語で本を読ませて、教養を身に付ける力をつけさせる方が、真の国際人になれると僕は思う。僕はスポーツ以上に本を読むことが大切だと思う。スポーツに熱狂する人が日本人の大半だが、怪我等により熱狂は一瞬で終わってしまう可能性もある。しかし、本から得られる歓喜や熱狂は一生ものだ。スポーツと同じで、本もきちんとした教育・トレーニングが必要である。変な本を読んでも時間の無駄になり、力が付くどころか、ダメになってしまう可能性もある。それほど大事なことを学校でも教えていないのは、もったいない話だ。
ある意味、英語よりも時間がかかるし、労力は計り知れない。英語は後からでも挽回できるが本は一定の時間がないと難しいかも知れない。英語留学は多くあるが、本留学なんて聞いたことが無い。年齢が過ぎてしまうと本への情熱が覚めてしまう。英語は必要なツールなので、活用する場面も多く、学んだことがすぐに活かされるが、本はジワジワと効力を発揮するので、一見、コスパも悪く見えるし、周りからの評価も薄いので、皆、後回しにしがちだ。
日本人で日本語がしゃべれることで褒められるのは、アナウンサー位だろう。いかに教養を身に付けるか。その上で英語をどう活用するかが問題なんだけどね。