堀さんは、以前よくテレビのコメンテーターで出ていたので、たまたま目に留まった。彼から言わせると、学歴なんて、有名人の子弟だったり、金がある家に生まれれば、誰でも手に入れられるもので、意味がないらしい。そして本を読むことだけは平等であり、図書館や古本を利用すれば、無料または安価に手に取ることが可能だからだ。自ら本を読み進めている人間が本来、優れているのであり、不平等に手に入れた学歴は意味が無いと書かれていた。
本を読まなければ本を読む効用を得ることも無く、本を読まなければ、人間としてもビジネスマンとしても成長しないという内容だった。
学歴への警鐘は、それもそのはず、堀さんは、外交官の息子として、幼少期はイギリスにいたそうです。有名人やお金持ちが多くいる環境に居た為、そういった背景を自ら体感したのだろう。
僕もその点は同感だ。本を読む効用の中で、本を読むと著者に会えたりする可能性を示唆していた。僕はまさにこの一年で何人かの著者に会うことが出来た。また、教えを乞うことも出来た。本を読まなければ、出来なかったことだ。
信じるか信じないかは、読み手次第なのかも知れない。