経営理念・行動指針

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高速PDCA

サラリーマン時代にPDCAを意識しながら、仕事を回せと言われたが、最近は、それをいかに高速で回すかが大切なのではないかと考える。早く結論を出して、次の手を打つ。変化が速い時代だからこそ、様々な手を考えるのは、経営の王道になりつつある。

私生活でも、何か飲み会やイベントを自分が幹事で行う場合にも、この高速PDCAが役に立つ。さっさと決めてしまう。さっさと開催してしまう。さっさと反省する。いつか飲もうね~という、ありきたりの年賀はがきを書きながら、来年こそは私生活でも高速PDCAを取り入れようと思った次第だ。あとは周りが優柔不断にならず、さっさと決めてくれることが大切なのだが・・・・。


若いがゆえに

役員を施設長に据えた関係で、従業員と私が密にやりとりをするケースが増えました。昔は250人+警備会社100人 計350人にマネジメントをしていたので、120人程度なんて楽勝だ。大丈夫だろうとタカを括っておりました。

結果は全然だめです。従業員さんには社長は分かってないと怒られまくりです。20代の頃は、傍若無人に振舞っても、若い社長が頑張ってくれている、警備業のことまで心配してくれて助かるなんて感じてくれていたのではないか?まさに八面六臂の活躍とはこのことだ。

今はどうか?さすがに20代の頃の様に傍若無人には振る舞っていないのですが、そう見えるそうです。若さが前面に出ていた時には、許容されていたことも、42歳になれば立派な中年です。要は多少でも感情を露わにすると見苦しく見えるのでしょう。

20代の頃は怒りの余り受話器を投げつけ、従業員を説教していました(ほぼ毎日)。全ては会社が生き残る為に命を懸けていたからです。その想いが従業員さんに伝わっていたのかは不明ですが、お説教を受けていた従業員は皆退職していますが、今でも飲み仲間ですので、伝わっていると信じています。

社長職は見苦しく、傍若無人な人しか出来ない側面が絶対にある。人畜無害、お人よし、冷静沈着の人に限って綺麗事だけを言って会社を間違いなく潰します。社長職を全ての従業員さんが理解するのは無理があると思いますので、今回、私が従業員さんに諫言を言われるのは当然だと思います。

マネジメントの側面から言えば、能力のレベル差や職業の責任格差がありすぎる為に生じた結果だとも言えます。当業界内では現場上がりで創業した社長さんの場合には、こういった揉め事は滅多に無いと思います。小さな会社、創業したての会社の社長とスタッフは能力差がほとんど無く、責任格差も余り大きくないからです。そこは冷静に考える必要がありました。創業時の自分も当てはまっていましたが、月日が経ち、企業や自分の変容に気付きませんでした。

今回の件を経て右腕や組織による階層化を作らないとスタッフのモチベーション維持が困難になるだけでなく、社長の精神状態も維持出来ないと思いました。創業して初めてマネジメントの限界を感じました。成長と言うドライブを掛けるには必要なことですので、良い兆候と捉えて、組織の再編に取り組みたいと考えております。






次年度改正セミナー

葛飾区にある株式会社トーリツ様主催の次年度改正セミナーに出席しました。株式会社トーリツ様にはいつもお世話になりっぱなしで感謝申し上げます。

次年度改正は、なかなかの曲者ですね。国が意図する内容を理解し、経営に徹することが唯一の打開策かな。やりたいことは保険外。しなくてはならないことは保険内で行う位の切替が出来ないと、難しい制度改正になるのかな。

想いが強すぎると経営が傾いてしまう。なぜか?利益確保しようと考えると、加算を取り続け、複数のサービスの水平展開、同一サービスの規模の拡大が必要不可欠だからだ。我々の業界では、利益追求を求めるのは守銭奴の様な扱いを受ける時がある。ただ、大規模化を目指さないと加算も取得出来ない、単価も下がる一方で八方ふさがりなのだ。厚労省が出しているデータを見ると、提供回数の多さが増えれば増える程、利益率が高くなっているというデータがある。提供回数の多さの源泉は事業所の規模なのだ。

データを基に経営を行いなさいというのが国の方針なのだ。これに背いた場合には、退場を余儀なくされる。ただ、経営者は全てをはぎ取られて退場となるので、これ程、虚しく、屈辱的なことは無い。

まだ、確定ではないが、10年勤務以上の介護福祉士には月額8万円の処遇改善を検討しているらしい。アップした消費税を財源に使うらしいが・・・。国としては、転職を繰り返す人よりも、きちんと勤務する人を評価しますよというメッセージだ。

国の動向は働く介護職の人も注視しなくてはならないのかな。当社に限らず、この業界は、人材の流動性が外資以上に激しい。辞める人にはその人なりの理由があるので、私がどうこう言うことは出来ないが、通常の業界の理解を超えているのは間違いない。

実は高度成長期は大企業を除いてかなりの労働流動性があったので、一概に介護業界がダメというわけではない。大企業は、昔から狭き門の為、著しく流動性が低い。高度成長期は給与アップを伴う転職がかなり多くあったはずなので、介護職の転職とは少し様相が違うのかも知れない。アップが伴わない転職が大半なのが我々の業界の実情だ。

スタッフ一丸となって取り組まないと、お互いが損をしてしまうというのがセミナーの感想だった。







改正

介護保険が来年改正となる。詳しい内容は割愛するが、働く人には処遇改善をほどこし、事業者側には適正な回数??をより明確化し、重点をより明確にしている。万遍なく福祉を提供したい経営者には厳しい内容だが、時代に沿った福祉を提供出来る経営者には追い風になるだろうと僕は考える。

今迄は、介護事業所は地域に根付いていれば、一定の収益があった。マーケティング戦略も必要なければ、数字に基づいて運営する必要も無かった。今後は一般的な産業と同じように、経営手法や経営手腕が求められる。


そこを乗り越えないと、事業所は国の施策通りに廃業又は統合となる可能性が高い。どの産業も成熟期に突入した際には、少数の企業に全て収斂されていく。まさに介護業界もそのフェーズに突入したのだと思う。

数字の経営と言えば、『孫社長にたたきこまれた すごい 「数値化」仕事術 』(PHP 著 三木雄信)の本がとても平易に分かり易く書かれていた。
統計学を知らない人でも統計学を使って数字を考える癖や数字化して業務をこなしていくやり方が詳細に書かれている。

経済学部や商学部出身でない人向けの本だと思うが、PDCAの考え方やランチェスター経営にも触れているので、経営者にはよりフィットする本だと思った。



文化

Facebookのシェア要望を読んでいると以下の内容の記載でした。

フランスの子育ての充実と日本の子育ての不足・不満が書かれている。具体的にはフランス在住の日本人女性がフランスの子育ての寛容さと制度の充実ぶりに感銘し、たまに日本に帰ると、日本での子育ての難しさ、制度の不備、世間の大人の子供に対しての冷たさを嘆いている内容である。

至極全うな意見だと思う反面、日本は老人天国社会であり、フランスは自立の国ですので、老人には冷たい。フランスの老人にとってはフランスは手厳しいが、日本の介護事情を聞くと、日本人に生まれれば良かったと嘆くのかも知れない。だから各論ではそう思うが、総論では議論の余地がある。
皆、諸手を挙げて称賛していたが、全体論で考えた方が良い。


傾斜配分の違いもあるが、文化の違いや考え方の違いもあるのかなと思った。儒教の国に、年上を敬うよりも、未来の子供を大切にしろと言うのは、文化が成熟している日本では難しいと思われる。未だに儒教色が濃い韓国はどうなのだろうか?政治主導で明治維新的に変えるしか方法は無いと思う。

日本の場合、戦争に負けて、経済至上主義に成り下がり、自分さえ良ければよいという雰囲気も子育てをしづらい環境を生み出している一因ではないだろうか?
フランスの様に1.5流国に転落し、成長を追いかけることよりも、日々の生活の充実に目線がいけば、日本人一人一人に潤いややさしさが子供に向くのでは無いだろうか?

日本は、西洋人だと思っているが、仏教を中心としたアジア人なので、あまりフランスかぶれになり過ぎるのは良くない。西洋人のマネして、無理して流行りの洋服を着るみたいにフィットしないと思う。家族で支える、地域で支えるという意識を国民に植え付けるのが、遠回りかも知れないが近道だと思う。

日本人はもう少し自国に自信を持った方が良い。



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