北は北海度、南は宮崎から参加されていました。女性且つ看護士さんが大半でした。医療という観点で、未病の段階で様々な病気や課題を解決したいというのが、病院に勤めている看護師さんや訪問看護士さんには常に頭にあったのだろうと感じました。
年齢(失礼な話ですが。)は50代後半~60代が多く、キラキラと働く女性がまぶしく見えました。女性の特性が如何なく発揮されているなと感じました。自分の生活エリアで自分のやりたいことをやる。年齢や立場を超えて、様々なタスクを同時並行でこなしていく。医療・介護・地域振興等様々なタスクを『暮らしの保健室』では、皆、無償で行っているようです。
僕は、地域よりも広域、無償よりも有償と広い空間で物事を考えてるのだなと実感してしまいました。この分野は経験豊かな女性にお任せして、自分の得意な広域な業務にまい進したいなと感じました。一般的にはこの様な違いは男性脳と女性脳と呼ばれる違いだそうです。空間視野が女性よりも男性の方が広く見ることが可能で、空間視野は物事の考え方にも影響していて、時間軸等も広域に見る傾向があるそうです。
男性がまだまだ介護職で少ないのは、介護業界が女性脳が中心な業界だからかも知れない。最近、地域に根付いたボランティアや介護職を行う男性が増えたのは、成熟社会になり、目線が未来・物質的志向から現実・堅実志向になったのと、それに伴う男性の女性化もあるのかも知れないと考えると合点がいきますね。