物欲全開な部分が今の風潮には合わないのだろう。格好の餌食になっている気がする。
一代でのし上がっているので、創業者として自由にお金を使うのは問題ないと思う。僕からすれば、2代目、3代目で蕩尽している人の方が問題だ・・・・。人は見た目のパフォーマンスに騙されてしまうのだろうか。
彼の経営哲学はいい加減に見えて、とても有用だと感じた。彼の経営哲学は『競争は嫌い』。『みんなを幸せに』。一見、綺麗ごとにしか聞こえないが、彼の行っているネット事業は競争相手がいない独占事業だ。IT事業の為、徹底的に無駄を省けば、ITが全て対応する為、従業員は早く帰ることが可能だ。(彼らの勤務時間は9時から15時らしい。社長は週3日しか出社しないと書かれていたが、無駄を省いた結果なのだろうか?)
彼は体育会的な教育、競争が本当に嫌いだったようだ。私も彼の感じた違和感・嫌悪感には同意であり、私も同様に起業するしか無かった。
伝説的な投資家ピーター・ティールも『競争するな独占しろ』と言い続け、facebookやペイパルに事業家としても参画していたのは有名は話だ。彼は模倣ではなくゼロから事業を生み出し、独占することを事業の骨子としていた。ティールの経営哲学から見ると、前澤社長が行っている事業はある意味、王道経営なのかも知れない。見た目で人は判断は出来ないな。素晴らしい。