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女子殺害に思う。

小4の女子が父親に殺害をされた記事を見ました。

可哀そう、許せない等、そんな言葉で日本中の世論、井戸端会議で一瞬は埋め尽くされるのだが、結局は、いつもの日常に皆戻ってしまう。

残念だが、人間は経験した物事には想像力や解決力が働くのだが、経験したことのないもの、見たことの無いものには、ただ傍観するだけなのだ。

私の家も障がいの姉がいるが、頑として父親が障がいと認めない為、あらゆるサービスや行政の介入を拒否した。40年もだ。行政の介入を試みようとすると、母を脅かし、恫喝し、来訪した市役所職員にも怒鳴り散らしていた。
再び姉を精神病棟で薬漬けの生活をさせる位なら、在宅で看てあげたいのは分かるが、母一人に押し付け、障がいサービスを拒否するのは、常軌を逸脱していた。

父は決まって、『姉は障がいじゃない、母親の育て方が悪いんだ』と我々、兄弟に言う。心の中では『お前のエゴだよ』と思っても、怖くて言えなかった。結果、我々、家族は自分の身を守ることを優先し、黙って父親の言うことに従った。


あらゆる行政サービスに加入していなかった為、姉は国民年金・障害年金共に未加入となっていた。
今、現在、姉が自力で生活することが不可能だ。元気に生きているが、生存権のはく奪、家族への危害の観点で言えば、今回の事件と同義だろう。

声高にして、助けを求めれば良かったじゃないかと言われそうだが、叫んでも、そんな状況を理解してくれず、人当たりが良い父親が言葉巧みになし崩しにしてしまう。そして、今度は自分に矛先が向かい、暴力と恫喝を受けるだけでなく、育児を放棄されてしまう。高校進学を許してくれない、大学の学費を払ってくれないと考えると何も出来なかった。

大人になり普通の家庭とはこう言うものだと知るまで、自分の家庭の異常性に全く気付かなかったのだ。暴言を受けながらも、父を尊敬していた。(当然、父には良い面もあるのだが・・・、悪さが際立っていても、ちょっとでも優しくされると人は、許してしまうのだ。DVでよくあることらしい・・・。毎日、DVを受けていたわけではなく、時折、行われる。今回の事件もそうだった可能性もある。だから発覚が難しいのだ。そして、改心したフリに騙されるのだ。)

父は娘への愛し方が偏狂だっただけで、大好きなのは理解出来る。もしかすると小4女子の父親も大好きだったのかも知れない、愛し方は狂っているが。

殺害をした小4の父が悪いのだが、彼の家庭環境も調べた方がよい。私の父の父親もDVが酷かった。悪いことは連鎖してしまう。僕は、4歳頃にDVしようとする祖父に飛びつき、母を助けようと何度も泣きながら訴えたことを思い出す。祖父が亡くなった時に母が暴力を受けなくて良かったとホッとした。

こういう事件は永遠に無くならない。そして、行政では対応は無理だ。法律を遵守しなくてはならないので、どうしても無理が生じる。

解決策には程遠いがNPO法人、ボランティア団体、障がい事業所、地域を支えている介護事業所が介入するのがまだマシかも知れない。法律遵守を義務付けられている公務員より、より機動的に動ける可能性が高いからだ。

地域を支える、地域を変える、行政と地域を繋ぐという、崇高な理想を掲げる若手経営者達に是非、こういった人間の暗部を知ってもらい、入り込んで欲しい。私も会社でのミッションを終えた後で、微力ながら取り組みたい。





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