経営理念・行動指針

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ヤマト

宅急便大手のヤマトの業績が冴えない。以下、今日の日経より引用

ヤマトホールディングス(HD)が業績の回復軌道を描けずにいる。値上げによる増収分を人手確保の原資とし、荷物量を安定的に伸ばす狙いだったが、予想以上の客離れに見舞われた。コストばかりが先行し、2019年4~9月期の連結営業利益は前年同期に比べて8割減の50億円程度になったようだ。(日経新聞 10月24日朝刊)

EC需要増大により、取り扱い個数が爆発的に増え、労働環境の悪化や現場からの不満が多発していた。働き方改革も相まって、値上げや取り扱い個数の抑制を行い、配達員の分業、給与改善を率先して行ってきたというのがヤマトである。

当社はヤマトをベンチマークにし、雇用の改善、価格の見直し、有給消化の消化見直し等を行っているが、ヤマトと同様に安値で参入する業者や法令を無視した業者に阻まれているという点では同様のジレンマに陥っている。

amazonで注文すると、最近は新興企業の宅配業者が配達に来る。制服も来ていなければ、接遇も個々で対応が違い、男性でも夜の受け取りはちょっと怖いなという人もいた。

働き方改革により、改善を図る企業と、某芸能人ではないが、納税の義務を怠る様に法令を無視して維持を図る企業に二分していくのではないか。ヤマトもここが正念場だと思い、信念を貫いてほしいと思う。

ヤマトと福祉業界は切っても切れない縁がある。ヤマトの中興の祖は小倉昌夫さんだが、クロネコヤマトの生みの親だけでなく障がい者施設での生みの親という2つの顔がある。今の障がい者施設では給与支払いや販売による利益を獲得は当たり前だが、その仕組み最初に作ったのは小倉さんだと聞く。そのような源流を持つ会社には是非とも、この逆境を乗り越えて欲しい。


投資家みたいに生きろを読んで

レオス・キャピタルワークス代表取締役社長の藤野さんの最近の著書。彼らが運用している『ひふみファンド』は雑誌でも取り上げられていて有名です。私もレオス・キャピタルワークスの投資信託を買っています。

藤野さんを知るキッカケとなったのは、某コンサル会社が主催した講演会でした。その時のゲスト講師が藤野さんでした。講演で投資先の選別方法や投資哲学を聞き、この人から投資信託を買いたいと思い、買い始めたのがきっかけでした。


最近の著書『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)をファンとして購入してみました。サラリーマンの方を対象に書いてありますが、私にも役に立つ内容が多く書かれておりました。実はfacebookで藤野さんをフィードしており、常に藤野さんの言動や考え方をリアルタイムでチェックしています。(facebookの良い点ですね。)

本の中で投資生活30年の藤野さんが、投資とは、エネルギーを使って、未来からお礼がくるもの。主体的に決断をするものと定義づけています。普段の生活から、これは投資なのか、浪費なのか?惰性で決めたのか、主体的に決めたのかを判断し、行動するのが投資家としていきることだと書いてあります。当たり前のことなのですが、ついついコンビニに寄れば、買う気もなかったのにお菓子を買ったり、勢いで買ったは良いが着ない洋服があったりと、意外と投資と浪費の区別が出来ていない自分がいますので、とても戒めになりました。

平易で分かり易く書かれているので、お勧めの本です。


社会の分断

少子高齢化が進むと、今までの既得権益や若者やその他への税金の配分の違いによる対立がより生れてくる懸念がある。
政治でも、NHKに対する既得権益や税金の使い方を正す為の政党が出現した。また、大企業有利とされる法人税減税と減税分を消費税増税で賄っていることを指摘している政党も出現した。共に無党派層や若者を支持母体として政党運営を考えていると思われる。

経済が順調で若者にも明るい未来があれば、NHKの受信料は指摘されなかったのかも知れない。未来が不確定であり、自己責任で這い上がれといわれてしまうと、既得権益に乗っかっている人々や税金によって支えられている層に対して、若者達の意見が先鋭化するのは当たり前である。


所謂、社会の分断である。今後、デモや対立が増えると思う。

政治的な解決よりも、宗教的な解決、同胞をいたわる気持ちをより伝えていく教育、仕組みを即座に作る必要があると思う。全てを善か悪か、有利か不利かで判断を決めてしまう世の中は、誰しも居心地が悪く、殺伐とした空気感となる。宗教は善や悪、利益を超越した部分に存在する。そこに期待したい。


10月22日「即位礼正殿の儀の行われる日」

当社では月次会議を毎月行っているのだが、先月、10月22日が祝日だと知った。

私自身、天皇制や天皇のことを聞かれても歴史的事実しか語ることが出来なかった。

その私が衝撃を受け、猛烈にハマっている書籍が『月間日本』1月増刊号『私の天皇論』です。有名な論客が天皇や天皇制について寄稿しているのですが、故西部進さんや哲学本で私が勝手に師事している内田樹さん、天皇制への考察で僕が勝手に注目している白井聡さん、講演会を拝聴した佐藤優も寄稿されている。また注目はIRで反対意見を出した藤木幸夫さんも寄稿されていて、とてもバラエティーに富んでいる。また、内容もレベル高く、考察力も高く、きちんとしたエビデンスに基づいて書かれているので、各寄稿内容のベースは統一化されている。

内容を詳細に書くと、書ききれなく、内容がブレブレになるので、簡潔にすると、天皇とは文化・宗教であり、憲法により国民主権で国民により選ばれるものではない。文化・宗教として象徴がない韓国では、大統領が変わるたびに国が割れてしまう。中国では易姓革命(王朝が交代すること)により、国が変わってしまうが、日本はあくまで昔より象徴であり、政治的影響が無い為(江戸時代まで)、日本という形が変わらなかった。天皇という万世一系(血統が変わらない)という神話性を壊さない為にも過度に法律で規定せず宗教・文化として現神人と存在していることが望ましいという共通認識で書かれている。

この本を読むまで三島由紀夫の天皇論が一部理解出来なかったのだが、論客のおかげで理解が出来た。彼は玉音放送を聞いた後に天皇に対しての怒りを超えた怒りをずっと持っていた。それはキリスト教と天皇との対比による怒りだった。神はアブラハムに対して子供を差し出すことを要求し、アブラハムの子を殺すこと、アブラハムの子自身が殺されるという二重契約をした。しかし、神は自分の命を差し出すことは無い。しかし、天皇という神は自らの命をも差し出す覚悟で敗戦を迎えた。神が死を選ぶことに対しての怒り。この怒りが彼を最終的に市ヶ谷へ駆り出させたのかと勝手に推測してしまった。


ヘタな自己啓発本を10冊読むよりもとても良本なのでおすすめです。



佐藤優さん講演会

神田神保町で軍事関係の書籍等を取り扱う軍学堂さん主催『佐藤優さん講演会』に参加した。講演に参加している人の大半は軍事マニアと佐藤優のラジオリスナーが大半だと思う。佐藤優さんを知らない人もいるかも知れないが、書店で歴史コーナーや新書コーナーにいくと佐藤優さんの本で溢れているので、一度覗いてみると良いかも知れません。

講演内容は東アジア情勢に関しての講演が中心。背景にある地政学や東アジアの歴史も教えてもらったのだが、韓国と日本の現在の対立は、1965年当時の日韓基本条約の時の両国のGDPの国力が30倍あった。しかし、50年経て、ほぼ同一になってしまい、韓国としては力の差が無い現状で考えると不平等だと考えていることが原因だと明解に解説していた。

国力差が縮まった背景にあるのは日本の教育低下を挙げていた。韓国の学生は良く勉強するというのは有名な話だ。財閥系のTOEICの足きりが900点らしく、定年が42歳。猛烈な能力社会だ。猛烈に日本に追いつき、追い越したというのが彼らの言い分だろう。日本は教育産業が発達しすぎて、大した学力もなく推薦で早慶や難関大学へ入学が出来る。その弊害が国力の相対的な衰退につながり、東アジアでも日本のプレゼンスが下がり続けている背景になっていると佐藤さんは述べていた。僕が契約している会計事務所の社員の一部は韓国人だ。韓国で仕事が無い為、日本で就職をしたそうだが、英語・日本語が普通に操れる。何人ものスタッフがそのレベルなのだ。韓国の中堅大学出身だと聞いたが、日本の難関大学学生よりもはるかに優秀なのではないかと思うレベルだ。

教育を強化し、一人当たりのGDPが大幅に伸びる国になって欲しいと思う。

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