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充実した日々?

知人の社長さんが誕生日を迎えて充実した日々を過ごしたいと書いてあった。そうか・・・僕と歳は変わらないが、今すぐ社長を辞めた方が充実出来ると思う。社長業を営みながら充実感を求めるのは無理だと僕は思う。

昨日、登山家の栗城史多さんが21日、エベレスト下山中に死亡した。35歳。低体温状態で発見された。非業の死だ。

きっと、彼は常に死と隣り合わせ、ひりついた感覚を身に纏いながら神経をすり減らし、目的に向かって生きてきたのだろう。充実した日々を過ごしたいなんて言葉が陳腐に、幼稚に聞こえてしまう。世の中を動かしたり、変えていく人に、充実や安らぎ何てものは得ることは出来ないだろう。彼の訃報を聞いて、そう感じた。

サザンオールスターズの桑田佳祐さんのコメントを昨日見たが、グループ結成40周年で楽しい日々はほとんど無かったと書いてあった。常にトップアーチストとしてリスクを取り続けたからだろう。さっさと引退をして印税で暮らすということだって可能だったはずだ。

僕自身も現状維持は可能だ。強みを生かし、リスクを極力回避する。財務基盤を盤石とし、縮小均衡を是とする。企業経営で言う王道だ。恐らく、悩み事も減り、日々が充実するだろう。なぜ、社長になったのか?自分の生き方と矛盾をはらんでまで、安全・安心は僕にはいらない。

僕は、喜びよりも悲痛な日々を過ごしたい。リスクを取って世の中に何かを伝えたいと考えているからだ。そして市井の人で終わりたくない自分がいることも分かっている。しかし、その試みは恐らく99%失敗すると思う。でもそれで良いと思っている。成功すると分かっていることにチャレンジすることに何の対価があるのだろうか?

不条理で無謀なことにチャレンジすることにロマンがあるはずだ。




味気ないな

昨日、某大手回転寿司にいった。一皿90円、100円のお店です。会社の同期が某大手回転寿司のほぼ全店にある機材をリースしているので、その機材がどのように機能しているのか?を見てみたいというのも理由にあり、食べてみました。

極限まで機械化を図っているので、店員さんはちょっとしたお手伝い。恐らく、奥の厨房で機械が握っているのだと思います。
機械的な雰囲気は味気ない感じがしました。

先進的な取り組みを目の当たりしましたが、きっと今後のデイサービスはこんな雰囲気で運営するのかなと思いました。機械化やIT化で介護現場は労働不足を解消することが出来るだろうが、利用者様の立場を考えると機械的な施設に通って楽しいのかな??という疑念が消えませんでした。

余談ですが、サラリーマンの頃、違う某大手回転寿司に業務で伺うことがありました。ブラジルの川魚が、みごとにマグロとして食されているのを目の当たりにしていました。今回、訪問した某大手回転寿司は、どうやって1皿90円で提供しているのか・・・・。私には皆目見当が付きませんでした。


トヨタの危機感

勉強会で話す内容②

トヨタの2018年3月期、当期利益は過去最高益2.4兆円だったが、豊田社長は、EV自動車や自動運転等への危機感を抱いている。

トヨタの危機感とは裏腹に、大抵の人はAIやIT化が人口減少を迎える日本を救い、今後も経済発展を遂げると、誰しも考えていないだろうか?


ちょっと考えてもらいたい、アマゾンの出現によって、何が生まれ、何が失われたか?

生まれたのは、いつでも、どこでも、商品が届くという利便性とベストプライスだ。
失われたのは、小売店と商店街、そして雇用である。(だからアメリカではトランプ大統領が誕生した。)

こんなデータがある。
・アップルグーグル・フェイスブック・マイクロソフトの合計売上高は約250兆円、従業員は約32万人
・トヨタ自動車は23兆円、約37万人

1/10以下の売上のトヨタ自動車の方が雇用する従業員が多いという結果で何が分かるか?
IT企業では、雇用を必要としない。また、IT企業は有能な人材が多く、一般的な国民の就職先とならない為、一部のエリートが利益を甘受し、それ以外の国民は職を失う恐怖と闘わなくてはならない。(メガバンク、生保・損保等の金融機関も含む)

今後、人口減少以上に働く場所が失われる可能性が高い。だからといって受け皿が人材不足の医療・介護に集中し、社会保障費の増大に繋がることも避けなければならない。企業の法人税増加により、国民がベーシックインカムで生活を送ることが可能であれば、IT化は大賛成だが、法人税が増えず、企業内で還流してしまえば、それも叶わない。

日本の事業モデルの崩壊とプレゼンスをどう守っていくかという国家を代表した危機感をトヨタの社長は吐露したのだろう。

医者と言えば、一生安泰だと誰もが思うだろうが、AIと人口減が進めば、現行の医師は余ってしまうだろう。士業も同様だ。例で挙げたアマゾンが悪いわけではないのだが、AIやITが過度に進むと雇用自体が無くなってしまう可能性は否定できない。

誰も見たこともない世界に人間自らの手で進んでいるのが、私はもどかしい。

今そこにある国難

来月の勉強会で話す内容を少しだけ、ブログで更新していこうと思います。

1980年後半から1990年代のバブル崩壊の際には、不動産に関連する民間企業が大きく痛手を負いました。僕の勝手な私見ですが、2020年以降に中央銀行主導で国家がバブル崩壊を引き起こす。つまりデフォルトを起こすのではないかと危惧しています。理由は社会保障費の増加と少子高齢化が原因です。

その際に被害を受けるのは、国家公務員、行政、医療、介護、関連する民間企業となるのは明白だと思います。国に関係がない企業はインフレや不況(併せてスタグフレーションという)に襲われますが、ビジネスモデルが崩壊することはないかと思います。

国がデフォルトを起こせば、当然、国債発行は難しく、現行の社会保障の維持が困難となります。国には預貯金や預託金、土地建物が300兆~600兆円あると言われていますが、国家公務員のリストラを国家公務員自らの手で行うとは思いづらく、大幅な改革は現行では不可能だと判断しております。

オリンピックを乗り越えても、その先の出口戦略をどうするのか?中央銀行である日銀総裁の判断では、危惧が具現化してしまう恐れがあります。借金が1000兆円を超えたのはまずいが、日本はまだ大丈夫だと思っている人が大半だと思いますが、それは、日本の収益や現状を正確に理解していないことが原因かも知れません。

ただ、私は経済の評論家ではないので、はずれてくれることを期待しています。1000年続いたローマ帝国の崩壊の理由も人口減少だった。
歴史を鑑みて、プラス材料が余りないのが、現状の国家だと私は考えております。

歳を重ねた方が・・。

学生時代の古文の授業は苦痛だった。先生が同じ森という名前だったのだが、教え方が古文の読み方を説明するだけだったので、つまらなく、ついつい授業の方針やテスト内容に口出しをして、煙たがれていた気がする。

幸若舞の謡曲と言えば、『敦盛』が有名だ。織田信長が好んで吟じた『人間五十年下天の内を比ぶれば・・・』である。

『平家物語』に平敦盛の最後が書かれている。上記の謡曲は元服間もない敦盛を殺さなくてはならない熊谷直実が詠んだと言われている。幼き子供が戦争と言う名のもとに、頸をはねられてしまう悲しみ、熊谷直樹が頸をはねなくては、後から来る源氏の軍勢に発見されてしまう、だからこそ自分が切るしかないという葛藤・・・・、子供を持つ世代には理解が容易であろう。高校生では何も理解出来なかったが、今の年齢を経てから改めて読むと涙無しには読めない。

歳を重ねて、若い人の躍動感やエナジーを見ると、羨ましさや死への距離感を感じてしまうが、年齢を重ねるからこそ、味わえる世界を知れて少しホッとした。晴耕雨読ではないが、このような古典をゆっくりと時間の制限なく読んでみたい。



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