経営理念・行動指針

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今そこにある国難

来月の勉強会で話す内容を少しだけ、ブログで更新していこうと思います。

1980年後半から1990年代のバブル崩壊の際には、不動産に関連する民間企業が大きく痛手を負いました。僕の勝手な私見ですが、2020年以降に中央銀行主導で国家がバブル崩壊を引き起こす。つまりデフォルトを起こすのではないかと危惧しています。理由は社会保障費の増加と少子高齢化が原因です。

その際に被害を受けるのは、国家公務員、行政、医療、介護、関連する民間企業となるのは明白だと思います。国に関係がない企業はインフレや不況(併せてスタグフレーションという)に襲われますが、ビジネスモデルが崩壊することはないかと思います。

国がデフォルトを起こせば、当然、国債発行は難しく、現行の社会保障の維持が困難となります。国には預貯金や預託金、土地建物が300兆~600兆円あると言われていますが、国家公務員のリストラを国家公務員自らの手で行うとは思いづらく、大幅な改革は現行では不可能だと判断しております。

オリンピックを乗り越えても、その先の出口戦略をどうするのか?中央銀行である日銀総裁の判断では、危惧が具現化してしまう恐れがあります。借金が1000兆円を超えたのはまずいが、日本はまだ大丈夫だと思っている人が大半だと思いますが、それは、日本の収益や現状を正確に理解していないことが原因かも知れません。

ただ、私は経済の評論家ではないので、はずれてくれることを期待しています。1000年続いたローマ帝国の崩壊の理由も人口減少だった。
歴史を鑑みて、プラス材料が余りないのが、現状の国家だと私は考えております。

歳を重ねた方が・・。

学生時代の古文の授業は苦痛だった。先生が同じ森という名前だったのだが、教え方が古文の読み方を説明するだけだったので、つまらなく、ついつい授業の方針やテスト内容に口出しをして、煙たがれていた気がする。

幸若舞の謡曲と言えば、『敦盛』が有名だ。織田信長が好んで吟じた『人間五十年下天の内を比ぶれば・・・』である。

『平家物語』に平敦盛の最後が書かれている。上記の謡曲は元服間もない敦盛を殺さなくてはならない熊谷直実が詠んだと言われている。幼き子供が戦争と言う名のもとに、頸をはねられてしまう悲しみ、熊谷直樹が頸をはねなくては、後から来る源氏の軍勢に発見されてしまう、だからこそ自分が切るしかないという葛藤・・・・、子供を持つ世代には理解が容易であろう。高校生では何も理解出来なかったが、今の年齢を経てから改めて読むと涙無しには読めない。

歳を重ねて、若い人の躍動感やエナジーを見ると、羨ましさや死への距離感を感じてしまうが、年齢を重ねるからこそ、味わえる世界を知れて少しホッとした。晴耕雨読ではないが、このような古典をゆっくりと時間の制限なく読んでみたい。



社会保障費

私が事務局担当となり、東京で開催している勉強会で発表する為の資料作りの一環で、GW中に調べものをしていました。

2021年に次回、介護保険の改正があるのですが、以前、参加したセミナーで素案の一部を知ることが出来ました。その時、余りに衝撃的な内容だった為に、怒りと動揺が先に来てしまい、冷静な判断が出来なかったのですが、改めて、冷静になり日本の社会保障費の問題点について、資料をかき集めたところ、厚労省、財務省の素案の意図に合点がいきました。

詳しくは勉強会で発表するので、割愛しますが、社会保障費の増加が、今のペースで続くのは不可能だと言うことは理解出来ました。
介護だけでなく、医療、行政、国家公務員を含めたシュリンクが必要になることは間違いないと思います。

これは国難だなと、腹を括りました。ただ、チャンスも出てくるでしょう。チャンスに賭けてみようと思います。



インスタグラム

インスタグラムは私は全くやらない。皆が夢中になって、探し求めている美しい風景、不思議な出来事、楽しい思い出を一枚の画像に収めたい気持ちは良く分かる。

昔であれば、絵を描いて、個展を開いたり、写真を撮影して、皆に配るのと同じことなんだろうと思う。
最近の若者は・・・という話にはなるが、人間の真理は不変だなと妙に感心してしまう。僕であれば、美しい詩の旋律をみると、インスタグラムと同じ様に、人にシェアしたくなる。昨日の夜、ボードレールの『悪の華』に掲載されている、『通りすがりの女に』のソネットに感嘆した。(ソネットとは14行からなるヨーロッパの定型詩)

時代は違えど、人の心の在り様は一緒なんだな。

レジリエンス

レジリエンスとは立ち直る力や能力のことを指すらしい。何かで行き詰まりを感じたり、憤怒することがあり、精神的に参った時に、どう自分と折り合いをつけていくか、レジリエンス能力が高い人はその折り合い力が高いのではないか?

職業柄、圧倒的に人から相談やイライラをぶつけられるケースが多い。自らが吐露し、嫌な部分を露悪することの方が少ない。仮に話しても理解が得られないし、相手からして見れば、立場上、言いづらいケースが多いからだ。

行き詰まりや、悩みの隘路に入り込む場合には、どうだろう。大抵の場合、視野狭窄に陥っているケースがほとんどだ。

結局のところ、お酒を飲んだり、旅行に行っても気分が晴れないのは、視野が広がらないからだろう。一時的に開放的になってもまた現実は朝の光と共に我々に照射するからだ。

僕の持論では自営の創業者や作家は、ろくな生き方をした人がいないというのが持論だ。そういった人達の生き方を参考にすると自分の悩みなんて何て小さいんだと思ってしまう。中上健次、森瑤子等(小説幻冬に森瑤子の半生が連載されている)、世に作品を出すために、とんでもない人生を歩んでいる。その歩みを本にぶつけない限り、彼らは生きることが出来ないと思う位だ。だからこそ作品が光り錚々たる作品が出されるのだ。

僕は追体験をし、作家の生き方を知り、自分の悩みをどこかで飲み込んできた。心がクラッシュしないのは本のおかげでもある。

父親が会社を営んでいたので、幼き頃より生活に困窮したこともあった。母と度々銀行に行った記憶があると思っていたら、実はそこは質屋だったなんて。数多のケースを見てきたせいか、視野狭窄にならずに済んでいるのかも知れない。

昔は戦争があった、争いがあった、生きるか死ぬか、そんなときに嘆き悲しむ暇はない。世の中が平和になり、成熟した証左なのかも知れない。

残念ながら経営者は常に薄氷を履む人生なので、寧日が無いのだ。悩みは少なくとも、日々、苦しいのだ。筋トレを毎日している感覚に近いかも知れない。

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