経営理念・行動指針

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幻冬舎

昔、出版社の幻冬舎の広告に『新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるのだろうか』と出ていたそうだ。出版社として後発組だった為に、このような心境、想いを広告に打っただろう。社長である見城さんの口癖だ。彼の書籍には、この言葉が多用されている。

企業運営や人生もそうだが、石橋を叩きすぎて、何もしないことが多い。新しいことをやると決めたら、他者とは違う何かを生み出す立場となる。先行する人と同じことを標ぼうしていても、誰も評価もしなければ、受け入れてもくれない。心に刺さる珠玉の言葉だ。

幻冬舎といえば、7月から幻冬舎主催の勉強会に参加することにした。去年は角川書店だった。介護の社長なのに出版社の勉強会に参加するのはある意味、無謀も言える。




雑談から得た

当社の職員と雑談をしていた際に、入社時に小1だった子供が大学生ですと、伝えられた。時の移り変わりを感じると共に、人材採用のヒントにもつながった。子供を育てながら、離職しなかったことは当社の取り組みに理由があったのですが、何気なく取り組んでいたので、手法を採用PRに載せていなかった(笑)。雑談だからこそ、気づくことがあるのかな。

長年、悩んでいた悩みを五賢帝の一人、ハドリアヌス帝の回顧録(実際は原作者の創作)と、富士そばの創業者の言葉から、解決に導けた様な気がする。
人は育てるものか?人を理解するにはどうしたら良いか?それぞれの回答は、人間は変わらないので育てようがない。自分自身を理解出来ないのだから、他人は理解出来ないということだった。今更ながら納得。ハドリアヌス帝は渋々、帝王学を時期皇帝に施していると記載があった。リーダーは常に自分と他人を同一化し、期待してしまうのが原因なのだろう。













中小企業と大企業の違い

私は中小企業を経営する家庭で育ち、今も中小企業を営む創業者として生きている。人生の大部分を中小企業で過ごしていることになる。

その中で学んだことがある。それは、むやみに人を辞めさせないこと、働いている人に感謝することの2点だ。

中小企業は色んな人が来る。大企業は何万人というエントリーがあり、学力テスト及び面接でフィルターを掛ける為、優秀且つ同質化した人材が確保可能だ。中小企業がそういった場所に行けない、向いていない人がエントリーをする場所と断言しても過言ではない。

当然、基礎学力も怪しい。テストをすると、分数があやふや、文章題も分からない。相対的に論理的に考える力が大企業に勤務するスタッフと比べると劣るだろう。


大企業では、信じられないミスもする。意味が分からないクレームを起こす等、中小企業では、色んなことがあるが、今いる人材でどう運営できるかを精一杯考えて、乗り越えるのが中小企業に課せられたミッションだと言うことを僕は経営者となって学んだ。

比較するのもおかしい話だが、私が幼少期の頃、父親は土木業を営んでいた。作業員はアル中、薬中、背中に入れ墨、小指が無い人ばかりだった。組から足を洗って入社希望する人が多く、入社条件は、薬をやらない、けん銃を所持しないが条件だった。

めちゃくちゃな会社だったので、今の会社のメンバーはとても素直で、真面目にしか見えない。比較する観点がおかしいと言われるが、素晴らしい人達であり、働いてくださっていることに感謝だ。

父親は作業員をかばったせいで、組事務所に拉致されたり、麻薬捜査で警察にガサ入れをされたり、家族も大変だった。苦労がたたり、私が中学の時に、土木業を畳み、警備業に業態を変えてしまった。

忙しい父に代わって、遊んでくれたり、色んなことを教えてくれたのは、アル中のスタッフだったし、初めての海に連れてってくれたのは、全身入れ墨のスタッフだった。
めちゃくちゃな人達だったが、僕の育ての親でもあったのだ。社会では厄介ものであったり、排除されるべき人だったかも知れないが、僕には大切な仲間だった。

人は変われない。しかし、あきらめることなく、愛情を持って、人に接することを忘れてはいけない。






喜怒色にあらわさず

福澤諭吉の座右の銘と言えば、『喜怒色にあらわさず』、彼の自伝『福翁自伝』には、この言葉があったからこそ、淡々と冷静に相手や問題に向き合うことが出来たという意味合いが書いてあった記憶がある。

日本最高の数学者、故岡潔は数学は、科学ではない為、感情がないと解くことが出来ないと言っていた。『人間の建設』(著 岡潔・小林秀雄)

感情があるからこそ、数学と言う学問に対峙することが出来、逆に、過剰な、怒りや悲しみの感情は正しい事実を見る為には不要だと先人達は我々に教えてくれる。

難しい問題だが、夢や希望には感情を持ち、日常の些末な問題には、喜怒を抑える努力が必要なのかも知れない。

久しぶりに源氏物語の若紫を読んだ。あの章を読むだけで、男性がなぜAKBに夢中になるか分かるだろう。読んだのは3回目だが、面白い。

社長業をしていると、喜怒をあらわす場所がない。本に励まされ、先人の示唆を教示してもらうのが私のガス抜き方法だ。




あとがき

金曜日の勉強会は盛会で終えることが出来た。イチ会員でもある自分が講師を担当するのは、立場上難しいものだ。

外部の講師であれば、先生として敬ってもらえるが、同じ立場の会員となれば、先生ではなく、情報源としての側面がどうしても強くなってしまうだろう。それは仕方がないのだが、講師を行う40分の為に費やした時間や努力を考えると、難しさともどかしさが共振してしまう。

今回、読み込んだ本の数は、焼きまわしバージョンと言いながら、新たに20冊弱(週刊ダイヤモンド等も含む)、その他に財務省、厚生労働省等へのアクセスを繰り返し、膨大なデータを取得しました。前回と合わせると40冊近い資料で完成させた代物です。お金と時間が無駄にかかった資料ともいえるだろう。

従って、このデータ内容、質であれば、誰に突っ込まれても大丈夫だろうという盤石の体制で臨んだ次第であります。投資家以外門外不出の自社戦略も一部公開した次第です。80ページ超まで作り上げた資料を時間の関係上、泣く泣く圧縮し、今回の会に、全身全霊で魂を込めて臨みました。

講師以外にも、事務局担当して、会の運営や設営の手伝いがあったのですが、手が回らず、当社スタッフや会員の皆様に助けて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

ここまで、努力したのは、本気で伝えないと、危機や警鐘が伝わらないと感じたから。自社戦略をさらけ出したのは、評論家風に世相を切った所では、結局の所、リアリティを伝えることが出来ない。自社の取り組みを伝えることで、今そこに迫る危機を共有出来るのではないかと考えたからに他なりません。

資料作りと資料の読み込みから解放されて、ゆっくりと自分が読みたい本を読むことが出来る。

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