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ランボー『地獄の季節 別れ』

良い提案を頂いたのだが、結局、自分の決心がブレていた。また何をしたいのかという考え方も甘かった。先方には失礼千万承知で平謝りし、提案をペンディングしました。儲けたいのは当然だが、理想を言えば、自分で新しい文化を創りたい。二番煎じでは意味が無いという考えにブレがなかったのだ。

事前打ち合わせ当日の朝、ふと天才詩人ランボーの詩が頭によぎった。その時に自分の決意が固まりました。

秋だ

俺たちの舟は 動かぬ霧の中を

纜(ともづな)を解いて

悲惨な港を目指し

焔(ほのう)と泥のしみついた空を負う

巨きな街を目指して

舳先(へさき)をまわす

『地獄の季節 別れ』

ランボーは中原中也をはじめ、様々な人が訳している有名な詩人なんですが、この詩は特に有名です。詩にある『悲惨な港を目指し』というワードが、今の自分を勇気づけ、今回の決断に至ったストロングワードです。

自分にとって一番不利な状況においてみる、岡本太郎風に言えば、マイナスに賭けてみるという意味だと私は捉えています。自分自身が圧倒的な努力をすることで不利な状況を変えてみたい、その想いが勝ってしまったのだろうと思います。情動的なものかもしれませんが、心の意思に従うことにしました。

早く事業を形にしたい。そのアンサーには今回の提案がベストでした。異論を挟む余地は全くありませんでした。

100人に聞けば100人とも提案内容が正しいと言うかも知れませんが、僕は今回の決断に満足しています。

『悲惨な港を目指し』を地でいくことに惚れ込んでいるのだと思います。



難しい・・・。

当社では様々な障がいがある児童~成人を対応させて頂いています。

スタッフ内で、一部の障がいの方への対応が難しいという事で、不満や離職も発生しました。
心の維持がスタッフでも難しいようです。

ここで当社がサービス提供を打ち切ると、家族だけの孤独な戦いとなってしまう。
我々は数十分の関わりだが、家族はそれ以外の時間を障がいという難題と真正面から格闘しなくてはならない。

そう考えると我々の力は微力だ。しかし、その微力が家族にとってどれだけ有難いか・・・・・。

スタッフは非日常である世界に、数十分でも足を踏み込むことで、自分の日常の世界と交錯し、ON/OFFが切り替わらなくなってしまったのだろう。
とても残酷で、自分の所業では理解出来ない光景に怯えと恐怖を感じるのだろう。
だが、そのすべてを含めて人間としての営みであり、当然の権利なのだ。

スタッフにとって非日常の世界を僕は幼少期から両足で踏み入れてきた。だから家族の気持ちが痛いほど分かる。人の痛みに寄り添うことは自分も、その痛みを甘受することだ。甘受出来ないから、怯えと恐怖に変わってしまう。

だからといってスタッフが悪いわけでもない。人間には余りにも答えの無いことが多すぎる。


現代思想

哲学とは知を愛すという意味だそうです。哲学と書くから難しく感じるのだろうか?いや、ハイデガーやサルトルを読んでも、チンプンカンプンなのは、私だけでしょうか?実存主義や構造主義と言われても・・・・、実感が湧かない。

『そうだったのか現代思想』(小坂修平 講談社+α文庫)は分かり易く、かみ砕いて説明をしてくれております。本の最初はニーチェからスタートするので、ちょっと、読み進めるには、かったるい部分があるので、ある程度、分かる方は知りたい箇所へ飛ばしてもらっても良いのではないでしょうか?

高度成長期に日本にもあったマルクス主義や実存主義、現在も続く構造主義が良く理解出来ます。昔の学生は硬派で高尚な読書をしていたのだなと感心してしまいますが、本当に分かっていたのだろうか(笑)?ブームで読んでいた人も多かったのではないかな??

サルトルの『存在と無』を読むと本人も実存主義の定義づけに苦慮していたように個人的には思える。だからこそ、矛盾を突かれて、レビィ=ストロースとの批判合戦になったのかな。そのあたりも分かり易く詳しく書いてあるので、おすすめです。

今すぐ役には立たないけど、内省したり、何かを考える時に解を与えてくれるのは哲学を中心とした、教養だと僕は信じています。

野良犬トビー

『野良犬トビーの愛すべき転生』(A Dogs Purpose)(W.Bruce Cameron 訳 青木多佳子 新潮文庫)を読んでみました。昨年、『僕のワンダフル ライフ』という題名で映画化もされているので、映画名でピンとくる人が多いのではないでしょうか?

あらすじは、主人公の犬が寿命を迎え、何度も輪廻転生するのですが、なぜか前世の記憶を持って生まれてくる。その理由には、自分には真の目的があることだと知るというものです。犬目線で物語は進むので、『こんなこと、あいつ考えていたのかな?』、『そうか、またあいつに会えるかも』ということを思いながら読むことが出来るのも、この本の楽しみだと思います。

僕の様なペットロスに苦しむ元愛犬家や犬がいなくなったらどうしようと悩む愛犬家にピッタリの本でした。400ページ強ありますが、非常に平易な内容ですので、2日位あれば、読了出来てしまうので、春麗らかな季節に本を片手にお花見も良いのでは無いでしょうか?

心が癒され、ベクトルが前に向けました。季節が温かくなり、公園等を歩いていると、同じ犬種を見ることが多くなり、切なさと消失感が心のモヤモヤとして現れては消える日々でしたので、丁度良い気分転換になりました。


自らが

この数か月、求職者様と面接を行っています。面接が苦手、上手く想いを伝えられないという人も少なくないと思う。

採用側が知りたいのは、どの時代、いつでも同じです。『なぜ、レジオンなのか?』。

皆、仕事の内容や業界に対しての志望動機ばかり気にしてしまうが、『どうして、レジオンなのか?』を答えると、採用の道はぐっと近くなり、自らの力で掴み取ることになる。実際に、なぜレジオンが良いのかがHP等で分からないかった人は会社見学をして、把握に努めてくださった。とても有難いことだ。そういう人は自ら自分の道を勝ち取ったも同然だと思う。

就職が決まらない、良い会社が無いと思うときは、自らが積極的に掴み取る様に仕向けると、案外、良い就職先があるのかも知れない。人間の能力の差なんて大してないと思う。あるとすれば、最後のちょっとした努力とこうした小さな積み重ねの様な気がする。それが出来る人と出来ない人の数年後、数十年後の差は莫大なものとなる気がしてならない。


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