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良くない宣伝

とあるメルマガから、社会貢献も出来て、特別な支出もいらず、年商1億円という案内が来た。これって、障がい者グループホームの新規事業案内のことですが、確かに、200万人程の待機者がいると言われているブルーオーシャンなマーケットです。
国も早急に建設を急いでいる為、補助金額も2500万円前後出るそうです。補助金充当により施設建設費は大してかからず、更に運営費も補助金が出るのであれば、確かに美味しい事業だとは思います。

補助金効果が切れた後は自力で運営を行い、様々な事情を抱えた障がい者を一生面倒を見ていく必要がある。責任がかなり重い事業であることがメルマガでの説明で抜けている気がした。私の姉がいずれイチユーザーになるだろう僕達家族にとっては参入が増えることは望ましいのだが、玉石混交が素早く解消することを願うだけである。介護よりも障がいはとても大変なのは、ユーザーであり、事業所として運営をしているので良く分かる。

歴史は繰り返すとはよく言ったもので、いつか魅力あるマーケットも過剰な参入により飽和し、ハレーションを起こす。安定収益、金もうけを最優先させると痛い目にあう。介護や障がいの場合には利用者もいる為、慎重に取り組んでもらいたいところだ。

現在は届け出制の為、誰でもどこにでも障がい者グループホームの設立が出来る。都市部等は乱立する可能性が高く、社会保障費の不安から将来に渡って採算が取れる保証もない。介護保険を始めた時も、届け出制、補助金が出ていました。今では、補助金もなく、皆、青色吐息だろうと思う。ドミナント戦略で特定地域で一位になる等、ある程度の規模を目指さない限り、進出を考えるのは辞めた方が良いと思った。良くない宣伝だなと思わずブログに書かずにいられなかった。ただ、魅力を感じている人にはとても良い社会貢献事業であることは間違いない。






転換期

増税となり、はや2か月。キャッシュ支払いを選択する人が増えた。省力化、効率化には良いのかも知れない。私もキャッシュレス支払いが増えたので、ATMに行く回数が減った。金融機関のATMの相互利用や金融機関の支店が統合されるのは当然の流れなのだと思う。
私が学生の頃には、富士銀行、第一勧銀、東海銀行、さくら銀行等・・・に就職することが勝ち組とされ、門前払いされた私は負け組だったのだが、まさか金融機関がここまで変化するとは25年前には想像もしなかった。大卒後に上記の銀行は全て統合されてしまった。

時代の大きな転換の中で、意外な本が売れている。立命館アジア太平洋大学学長出口治明さんが、出版した『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)だ。すでに5刷だという。サンデー毎日のなかにし礼さんのコラムでは2週にわたり本誌を紹介し大絶賛していた。

出口さんの著書は立ち読みで読んだだけなので、書評は避けるが、山川の世界史教科書と哲学の解説をミックスさせたものという印象を受けた。

時代の変化・揺らぎへの不安から哲学や宗教による解を求める人が増えたのか、教養ブームがリバイバルされている影響で宗教・哲学本が売れているのかは判断出来ないが、異例の好調さだと思う。

我々はなぜ存在するのか?どうしたいのか?我々は『あるのか』、『いるのか』、もしくは世界を『つくるのか』等答えの無い問いに答えを見つけ出すのが哲学や宗教だとすると、時代の揺らぎに対して、宗教や哲学による解を求める人が増えているのが実情かも知れない。それで異例の販売部数になっているのかも知れない。

二チェー以降の構造主義は人間の超自然的思考(自然とは別に人間は超越している考え)に疑問を投げかけている。現在の日本もIT化等で科学技術は進歩しているが、ロハス的な生活が支持される等、我々は自然的思考(人間は自然の一部という考え)に回帰している。経済的な成長が終わりを告げる中で、自然的な生き方に解を求める人増えるのは当然だろう。

バブルアゲインを望み、懐かしむ人もいるが、世界的な潮流を考えると、アフリカの様な新興国を除き、生活は自然的思考をより深めていくのだと思う。地球環境を破壊し過ぎたのと、行き過ぎた資本主義に皆、疲労をしているのが理由だ。

明治維新や終戦並みの大変化が僕はこの日本で起きると感じている。(中小企業の大幅減など・・・)でも、悪いことではなく新しい国に生まれ変わる為には必要なことだとも思い、ワクワクもしている。決して若くはないがその流れに乗りたいと思っている。今の若い子はラッキーだと思う。



19年目

11月1日で当社介護サービスは19年目を迎えました。18年前と現在を比較すると、労働環境が大きく変わったのは周知の通りだと思います。それに付随して労働意欲も大きく変わった。2000年初頭にヒルズ族が出現し、数字や量を賛美した時代も多少あったが、少子高齢化も相まってなのか、質的な豊かさに喜びを見出そうとする人が年を重ねるごとに増えてきていると感じております。

介護サービスも人不足もさることながら、国民の労働観が大きく変わり、サービスを必要な場面で提供することが難しくなっている。海外の人やシニア層に穴を埋めてもらうのは忍びないが、時代が大きく変わったと感じる。

ユニクロの柳井社長が、このままでは日本が滅びると雑誌に掲載されていましたが、経済的な成長を国民自身が余り望んでいないことを柳井さんの立場からだと理解が出来ないのかも知れません。以前、流行ったピケティの『21世紀の資本』では、労働で稼ぐよりも、金で金を産む方が稼げることを発表しました。まさに柳井さんはこの立場の方であり、国民が労働意欲を無くしてしまうと自社に影響を与えてしまうという危機感も相まっての発言なんだろうなと私は感じております。一人当たりのGDPも金融で稼いでいるスイスやルクセンブルグはトップですが、日本は27位。人口が減っていくのであれば、無理に国全体のGDP維持を考えず、金融やITにシフトし一人当たりのGDPを稼ぐのが得策だと思います。ただ、勉強したい意欲を持つ子供が相対的に減っているので、産業のシフトも上手くいくかは私には分かりません。

19年経って感じるのは日本の栄華が終わり、身の丈に合わせて生きていく時代になったのだと思います。ローマしかりイギリスしかり、どの大国も通ってきた道ですので、流れに身を任せるのも一考だなと感じております。







ヤマト

宅急便大手のヤマトの業績が冴えない。以下、今日の日経より引用

ヤマトホールディングス(HD)が業績の回復軌道を描けずにいる。値上げによる増収分を人手確保の原資とし、荷物量を安定的に伸ばす狙いだったが、予想以上の客離れに見舞われた。コストばかりが先行し、2019年4~9月期の連結営業利益は前年同期に比べて8割減の50億円程度になったようだ。(日経新聞 10月24日朝刊)

EC需要増大により、取り扱い個数が爆発的に増え、労働環境の悪化や現場からの不満が多発していた。働き方改革も相まって、値上げや取り扱い個数の抑制を行い、配達員の分業、給与改善を率先して行ってきたというのがヤマトである。

当社はヤマトをベンチマークにし、雇用の改善、価格の見直し、有給消化の消化見直し等を行っているが、ヤマトと同様に安値で参入する業者や法令を無視した業者に阻まれているという点では同様のジレンマに陥っている。

amazonで注文すると、最近は新興企業の宅配業者が配達に来る。制服も来ていなければ、接遇も個々で対応が違い、男性でも夜の受け取りはちょっと怖いなという人もいた。

働き方改革により、改善を図る企業と、某芸能人ではないが、納税の義務を怠る様に法令を無視して維持を図る企業に二分していくのではないか。ヤマトもここが正念場だと思い、信念を貫いてほしいと思う。

ヤマトと福祉業界は切っても切れない縁がある。ヤマトの中興の祖は小倉昌夫さんだが、クロネコヤマトの生みの親だけでなく障がい者施設での生みの親という2つの顔がある。今の障がい者施設では給与支払いや販売による利益を獲得は当たり前だが、その仕組み最初に作ったのは小倉さんだと聞く。そのような源流を持つ会社には是非とも、この逆境を乗り越えて欲しい。


投資家みたいに生きろを読んで

レオス・キャピタルワークス代表取締役社長の藤野さんの最近の著書。彼らが運用している『ひふみファンド』は雑誌でも取り上げられていて有名です。私もレオス・キャピタルワークスの投資信託を買っています。

藤野さんを知るキッカケとなったのは、某コンサル会社が主催した講演会でした。その時のゲスト講師が藤野さんでした。講演で投資先の選別方法や投資哲学を聞き、この人から投資信託を買いたいと思い、買い始めたのがきっかけでした。


最近の著書『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)をファンとして購入してみました。サラリーマンの方を対象に書いてありますが、私にも役に立つ内容が多く書かれておりました。実はfacebookで藤野さんをフィードしており、常に藤野さんの言動や考え方をリアルタイムでチェックしています。(facebookの良い点ですね。)

本の中で投資生活30年の藤野さんが、投資とは、エネルギーを使って、未来からお礼がくるもの。主体的に決断をするものと定義づけています。普段の生活から、これは投資なのか、浪費なのか?惰性で決めたのか、主体的に決めたのかを判断し、行動するのが投資家としていきることだと書いてあります。当たり前のことなのですが、ついついコンビニに寄れば、買う気もなかったのにお菓子を買ったり、勢いで買ったは良いが着ない洋服があったりと、意外と投資と浪費の区別が出来ていない自分がいますので、とても戒めになりました。

平易で分かり易く書かれているので、お勧めの本です。


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