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日本の読解力低下

OECDのPISAという15歳時点での学力調査の結果が新聞で賑わっていた。「日本の15歳『読解力』15位に後退」等である。
スマホのやり過ぎや本を読まないからだという指摘もあるが、他の識者では、得点別にレベル1~6までカテゴライズされている中で15歳未満の学力しかない層が15%!もいることが相対的な順位の低下に繋がっているという指摘もある。

首都圏では教育産業が盛んだ。ただ、小学校で学力的についていけていない層も増えているのだろう。少子化の為、ほぼ全入状態の為、学校さえ選ばなければ、学力は必要無くなる。出来る層よりも出来ない層が増えている。スマホが無い時代もファミコンや漫画が学力向上の邪魔をしたと思う。少子化により過度な学力への努力が必要無くなったというのが背景にあるのではないか?

子供に希望を持たせ、生きる喜びを見出してあげないと勉強をして何になるのだろうと思うのは当たり前である。

希望をどう持つか

消費税増税により、昨対・前月比と比べ消費が落ち込んでいると聞く。キャッシュレス支払い5%還元等で底支えを政府はしているが、消費マインドの低下は避けられない。平等に課税をするのが消費税と言われているが、普通の人も富豪と言われている人も食べる量に大差はないので、一般的な生活を営んでいる人々への消費税課税の不公平感はむぐえない。消費税課税累計額と法人税・所得税減税額がほぼ同じだというデータを見ると、経団連・富裕層優遇と言われても政府は返す刀がないだろう。社会保障費に充てる為に消費税を上げたと言われているが、実際には減税の穴埋めに過ぎない。

家族4人年収1400万円はカルフォルニアでは低所得者になるそうだ。3年前のデータでも日本の上場企業部長給与は東南アジアの大手企業部長と同等の金額だと言われていたが、アメリカでは低所得者扱いを受けてしまう程、日本の成長が鈍化し、世界各国の経済成長及び賃金上昇が著しいという証左だ。

ユニクロも国内利益よりも海外利益が上回ったという記事があるように、日本の主要大手企業は世界で稼いでいる。日本の上場企業は金余りと言われており、国内に投資すべきだと言われているが、利益の大半は海外で稼いでいる為、国内等に投資せず、海外の人・モノに投資するのは誰にでもわかる話だ。

高い高いと言われている日本のディズニーランドのチケットもカルフォルニアの半額だ。世界的に取り残されつつある現実を受け入れ、国民に強いる無駄な努力を断念するべきタイミングが来ている気がする。

そして中長期的な視野に立った戦略を立て直すべきだ。戦略の柱は少子化防止と、教育に力を入れなおすことだ。その過程で国際競争力の低下や日本のプレゼンスは大幅に下がるだろう。100年後に少子化から立ち直り、国民の能力が他国よりも傑出するようになれば、日本という国はまた陽が昇ると思う。100年というのはフランスが人口減に改善に要した年数が100年かかったからだ。
短期的な希望よりも中長期的な希望を国民は求めていると思う。


モヤモヤを消したい時

悩んだり、何かモヤモヤした時に、ふと見るサイトがあります。
【AERA dot.】『鴻上尚史のほがらか人生相談』です。我々が常日頃に悩むことに鴻上節で回答しています。一度ご覧ください。スッキリしますよ。

鴻上さんは、日本人の『同調圧力』や『所与性』、『自尊意識の低さ』を民族の宿痾(病気の根源)だと、学生時代から考えていたそうです。劇作家となったのも、同調圧力とは何かをテーマとして劇作家として取り組んでみたかったからではないかと個人的に推論しております。

私自身の人生もエッジが効いているので、若い時分から常日頃、同調圧力や自尊意識とのせめぎ合いでした。

本来であれば、同調圧力など考えずに、その人のケースによって状況判断をしていけば良いのですが、なかなか難しいですよね。
日本という組織では、個々の判断ではなく、全体の総意、忖度が重要であり、そこに疑問を覚えること、異議を唱えることは許されない土壌があります。

当社でも上記に該当する例が多々あります。例えば無駄な作業や意味もなく何年も続けている作業が膨大にあります。困ったことに何の疑問もなく続けています。それは担当が悪いのではなく、所与性等が原因だと思います。

私も変えようと努力をした時期もありましたが、あまりに膨大な量と内容の為、挫折して何の疑問もなく時だけが過ぎてしまいました。それだけ国民の心の根っこに襞のように引っ付いているのだと思います。







良くない宣伝

とあるメルマガから、社会貢献も出来て、特別な支出もいらず、年商1億円という案内が来た。これって、障がい者グループホームの新規事業案内のことですが、確かに、200万人程の待機者がいると言われているブルーオーシャンなマーケットです。
国も早急に建設を急いでいる為、補助金額も2500万円前後出るそうです。補助金充当により施設建設費は大してかからず、更に運営費も補助金が出るのであれば、確かに美味しい事業だとは思います。

補助金効果が切れた後は自力で運営を行い、様々な事情を抱えた障がい者を一生面倒を見ていく必要がある。責任がかなり重い事業であることがメルマガでの説明で抜けている気がした。私の姉がいずれイチユーザーになるだろう僕達家族にとっては参入が増えることは望ましいのだが、玉石混交が素早く解消することを願うだけである。介護よりも障がいはとても大変なのは、ユーザーであり、事業所として運営をしているので良く分かる。

歴史は繰り返すとはよく言ったもので、いつか魅力あるマーケットも過剰な参入により飽和し、ハレーションを起こす。安定収益、金もうけを最優先させると痛い目にあう。介護や障がいの場合には利用者もいる為、慎重に取り組んでもらいたいところだ。

現在は届け出制の為、誰でもどこにでも障がい者グループホームの設立が出来る。都市部等は乱立する可能性が高く、社会保障費の不安から将来に渡って採算が取れる保証もない。介護保険を始めた時も、届け出制、補助金が出ていました。今では、補助金もなく、皆、青色吐息だろうと思う。ドミナント戦略で特定地域で一位になる等、ある程度の規模を目指さない限り、進出を考えるのは辞めた方が良いと思った。良くない宣伝だなと思わずブログに書かずにいられなかった。ただ、魅力を感じている人にはとても良い社会貢献事業であることは間違いない。






転換期

増税となり、はや2か月。キャッシュ支払いを選択する人が増えた。省力化、効率化には良いのかも知れない。私もキャッシュレス支払いが増えたので、ATMに行く回数が減った。金融機関のATMの相互利用や金融機関の支店が統合されるのは当然の流れなのだと思う。
私が学生の頃には、富士銀行、第一勧銀、東海銀行、さくら銀行等・・・に就職することが勝ち組とされ、門前払いされた私は負け組だったのだが、まさか金融機関がここまで変化するとは25年前には想像もしなかった。大卒後に上記の銀行は全て統合されてしまった。

時代の大きな転換の中で、意外な本が売れている。立命館アジア太平洋大学学長出口治明さんが、出版した『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)だ。すでに5刷だという。サンデー毎日のなかにし礼さんのコラムでは2週にわたり本誌を紹介し大絶賛していた。

出口さんの著書は立ち読みで読んだだけなので、書評は避けるが、山川の世界史教科書と哲学の解説をミックスさせたものという印象を受けた。

時代の変化・揺らぎへの不安から哲学や宗教による解を求める人が増えたのか、教養ブームがリバイバルされている影響で宗教・哲学本が売れているのかは判断出来ないが、異例の好調さだと思う。

我々はなぜ存在するのか?どうしたいのか?我々は『あるのか』、『いるのか』、もしくは世界を『つくるのか』等答えの無い問いに答えを見つけ出すのが哲学や宗教だとすると、時代の揺らぎに対して、宗教や哲学による解を求める人が増えているのが実情かも知れない。それで異例の販売部数になっているのかも知れない。

二チェー以降の構造主義は人間の超自然的思考(自然とは別に人間は超越している考え)に疑問を投げかけている。現在の日本もIT化等で科学技術は進歩しているが、ロハス的な生活が支持される等、我々は自然的思考(人間は自然の一部という考え)に回帰している。経済的な成長が終わりを告げる中で、自然的な生き方に解を求める人増えるのは当然だろう。

バブルアゲインを望み、懐かしむ人もいるが、世界的な潮流を考えると、アフリカの様な新興国を除き、生活は自然的思考をより深めていくのだと思う。地球環境を破壊し過ぎたのと、行き過ぎた資本主義に皆、疲労をしているのが理由だ。

明治維新や終戦並みの大変化が僕はこの日本で起きると感じている。(中小企業の大幅減など・・・)でも、悪いことではなく新しい国に生まれ変わる為には必要なことだとも思い、ワクワクもしている。決して若くはないがその流れに乗りたいと思っている。今の若い子はラッキーだと思う。



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