経営理念・行動指針

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マイナスに賭ける。

今日、会計事務所の方が来社し、月次試算表を確認。今期は人不足、人的トラブルの影響が数字に出ている。丁度、上期が終了したが、下期に課題が残る結果となった。不足部署への採用も少しずつ、進んでいるので、来期には数字は従前に回復及び大きく上振れする可能性が高い。

明るい材料として、当社はITを活用した新規事業を行っている為、そのノウハウを介護事業の人材採用だったり、営業活動へ転用することが可能となったのが、大きなアドバンテージとなりつつある。しかも、自社内のリソースで転用可能なので、費用もさしてかからない。相乗効果に関しては下期、来期内に数字で確認が出来るのではないだろうか?

打合せの中で『最近の若者は、目先しか考えない』なんて話も出たのですが、最近は損得の得だけが称賛されているからではないかと僕は思います。
ビットコインの件に関しても、業者も利用者も利益が先走っていたのが原因なのだろう。

若者だけでなく、我々自身も資本主義に身を置くと、必然的に結果を早期に出なくてはならない。必ず儲からなくてはならない。従って時流に乗るしかない。というのが日本の全体にある気がする。仕方がないことでもあるのだが・・・。人それぞれの根底にあるプリンシプルや流儀や生き様は何なんだろうか?
そもそも考える時間が無いのも問題か。

本来であれば、今は儲からなくても、命を懸けてやりたいこと。自分の生き様を事業で体現したいなど、損得とは離れた想いが人生や仕事には必要だと思います。福祉業界でも人の為に努力していると言う人がいますが、結局は自分に酔いしれているだけで、結局は、自分が目立ちたいだけという人も決して少なくない。

これをやっても上手くいかない。もしかしたら、失敗してしまうかもしれない。でもこれをやらないと自分はダメになる。でも、やってみたい・・・。言葉にするなら『マイナスに賭ける』。ヒリヒリするような体の痛み、武者震いが止まらない体の震え。僕はそんな生き方に惚れ惚れしてしまう。今の新規事業がまさにそれに該当する。儲かるわけでもない。陽の目に出ないかも知れない。目立たない仕事に全力をそそぐことは誰かに称賛されるわけでもないし、スポットライトを浴びる訳でもないし、僕もそれを望んでもいない。でも、たった一人であっても熱狂し、困っている人、求めている人に、我々の事業を届けてあげたい。

生き方と事業が重なると大きな力になる気がしてならない。マイナスに賭けてみようと思う。


拠り所

人には拠り所が必要なのだと思う。拠り所にするのは何でも良く、人によってそれぞれで良いのだと思う。昨日、教会でカトリック横浜教区の司教(市長さんみたいな存在、つまり偉い人らしい)のお話を聞く機会があった。

宗教が良いか悪いかはともかく、何か困った時の心の拠り所だったり、心の羅針盤になりうるなと感じた。2時間弱の話の中で、信じる、祈る、希望を持つ、愛を持つというフレーズを何度聞いたことか。自然と涙が溢れそうになった。

幼稚園がカトリック幼稚園だったが、卒園から36年前も経っているので、さすがに忘れていることも多いが、意外と覚えているものだなと感じた。

ただ、現実は厳しく、全ての人が温かく、ありのままを受け入れてくれるような社会ではない。矛盾や欺瞞に満ちた、この世の中で、どこまでその気持ちを保てるかは、甚だ疑問ではあるが、聖書を拠り所にするのは良いことだなと感じた。





5(ファイブ)

『5(ファイブ)』(海と月社)の最後に、『今の君が一番若い』というフレーズがある。以前書いた、『今日が死から一番遠い日だ』と同じ意味だ。

ブログを書いていると、記憶だけで書く場合もあるので、どこから引用しているか忘れている。そうか『5(ファイブ)』から引用したのだなと、今、さっき思い出した。

フランスのポール・ニザンの『アデン・アラビア』の有名な文章には、以下の様に書かれています。

『ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。』

大人に対する反発と捉えるか? 今でも二十歳の気持ちであり、もがきあがく象徴として捉えるか?『今を生きたい』僕としては後者の意味として常に心に刻んでいたい。ちょっとキザですね。

今を生きる。

母や愛犬の件、以来、表題のことで頭がいっぱいだ。

11世紀ペルシャ(現イラン)で書かれた『ルバイ・ヤート』(岩波文庫)を手に取ってみた。

世の無常観と今を生きる楽しさを4行詩(ルバイ・ヤート)に込めている。好きな箇所だけ音読することをおすすめします。(昨日ビール片手に音読していました。)

特にお酒好きの人にはホッコリする内容です。本書は酒と女と男と泪(河島英五)の世界です(笑)。


『愛しい友よいつかまた相会うことがあってくれ

 酌み交わす酒にはおれを偲んでくれ

 おれのいた座にもし盃がめぐってきたら

 地に傾けてその酒をおれに注いでくれ』

『選ぶなら酒場の舞い男の道がよい

 酒と楽の音と恋人とそのほかには何もない!

 手には酒盃肩には瓶子ひとすじに

 酒をのめ君つまらぬことを言わぬがよい』





テルマエ・ロマエ

『ハドリアヌス帝の回想』(白水社)を自宅で読みました。ハドリアヌス帝はローマ帝国1000年の中で、五賢帝の一人と言われた名皇帝です。人によっては、前皇帝トライアヌス帝が素晴らしいと呼ぶ人も多いそうですが、まさに双璧と言うべき人物でした。

本書では、死へ向かい、様々な想いと過去を振り返り、死と老いに煩悶する姿が克明に回想録として書かれています。死と老いに直面する母の気持ちに寄り添いたいと思い、最近購入し読み込んでいました。

ハドリアヌス帝って誰?と疑問に思うでしょうが、映画『テルマエ・ロマエ』で市村正親さんが演じた皇帝がハドリアヌス帝です。男性的な強さと、女性的な繊細さを持つ、まさに市村正親さんみたいな人物です。ハドリアヌス帝は領土拡大ではなく、属州と言われる領土も含め、ローマ全体の統一化に舵を切った皇帝と知られています。建築にも造詣が深く、『テルマエ・ロマエ』でも阿部寛が演じるルシウスに公衆浴場(テルマエ)の建築を命じているのも、ほぼ史実に基づいたことなのだろうと思います。

といかにも詳しそうに書いていますが、軽い予習をして、回想録を読みました。『テルマエ・ロマエ』の原作者である、ヤマザキマリさんの『男性論 ECCE HOMO』(文春新書)を事前に読んでいたので、回想録も楽々と読むことが出来ました。読みやすく秀逸な書籍ですので、おすすめです。

ヤマザキマリさんは、17歳からイタリアに住んでいるそうで、お~、僕の大好きな作家の塩野七生さんと同じイタリア在住!!
読み進めると、もの凄く古代ローマの知識をもっている・・・・。文章の内容も、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』をさらっと書けるのは、かなり知的な人だ・・・・。てっきり日本在住の漫画家だと思い、ちょっと下に見ていました。すみません・・・。

イタリアに17歳から住んでいるヤマザキマリさんから見ると、日本人は真面目で几帳面だそうです。そして空気が読める。その反面、精神的に男女共に幼稚で、教養が無く、本音と建て前の差がありすぎる(SNSでの匿名投稿など)と感じているそうです。
多少反論として新渡戸稲造『武士道』や小林一茶『茶の心』に描かれている素晴らしき日本人の精神は今でも脈々と受け継がれているぞと猛然と反論すべき部分はありますが・・・、異国に住む人のリアルな意見として受け止めておきたいです。

ちなみにイタリア人は全てが逆だそうです。寛容性が高い民族だそうです。日本人は、『~なければならない』に対し、イタリア人は、『いいんじゃない別に・・・。』という感じでしょうか。


我々は日本人の良さは残しつつ、イタリア人に見習って寛容と楽観的な意思を周りに与えてたいですね。













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