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池上さん

先週、文藝春秋主催の『夜間授業』に参加しました。講師は、TVで有名な池上彰さん。単にミーハーな気持ちで受講しました。戦後に挑んだ10人を池上彰さんが選び、毎回、授業をする内容でした。私が参加したのは、堤清二さん、セゾングループ創業者且つ作家の辻井喬さんです。万人にも理解出来る様に、授業内容を工夫されておりました。まさにTVを見ているかのような進行でした。

辻井喬さんの文学作品を絡めて堤清二さんの生き様にフォーカスを当てても良かったかも知れない。ただ、文学的な観点で進行するとついていけない受講者が出てくるので、TVと同じ様に万人仕様で分り易く語ってくれたのだと思う。

僕が興味がもっとも惹かれたのは、お母さんが青山操さんと言う方で、詩人だったそうです。辻井喬名義で詩集も出していたのを知っていたので、血は争えないんだなと思いました。DNAって大事だなとしみじみ感じました。ネットでも配信しているので、今度はネットで見てみようかな。


18年目

会社が許認可を頂いてから18年目に入りました。17年目は、プライベート、仕事でも様々ありましたが、これを糧に精進したいと思っております。只今、レジオン(株)は、永続的な発展を目指し、構造改革を行っております。本来、介護や福祉の会社としては、まずは社会貢献、福祉の発展を第一目標にしなくてはならないのですが、市場経済の導入により、急激なマーケット拡大を果たした介護・福祉分野では理想論だけでは、継続が難しいのが現実です。

当社としては地域・分野別1位作りを目指しております。売上や規模のボリュームではなく、特定の商品、地域というセグメンテーションで区切った場合に、一位を取る。ジャック・ウエルチがGEを再編した際に、1位、2位以下の事業を再編し、GE発展の基礎を作った話は有名ですが、当社もGEを参考に戦略構築をしております。

ちょっと難しい話になりましたが、分り易く言うと、ドイツの様な国家を会社で体現することを目指しているのです。ドイツは人口8500万人(日本1億2000万人)、高齢化率21%(日本27%)、GDP350兆円(日本500兆円)、一人あたりのGDP440万円(日本390万円)の世界第4位の経済大国です。国土は日本の0.9倍程度、労働生産性は日本の140%、労働時間は日本より20%程度少ないという高収益な国家であり、今後日本がダインサイジングを止む無くしていく中で、ドイツの様な生産性、労働時間が達成出来れば、日本の人口が30%減少しても十分経済大国として国家運営が可能な日本のモデル国家だと思っています。

また、ドイツは工業国としてBMWやシーメンス等特定分野に秀でた強さがあり、ニッチな商品で世界シェアをいくつも獲得しております。ドイツはヨーロッパですが、アングロサクソン系ではない部分も日本に共通した部分(英語が得意ではない)があり、親和性が高いように感じます。中国やアメリカの様に全方位的な拡大を目指すよりも、フランスやドイツの様な成熟した国家且つヨーロッパ的な国家を目指すべきだと個人的には思っております。アメリカの様な人口国家や中国の様な狡猾な国家(共産と資本主義を持つ)を目指すのは、国民性や財政を考えても難しいと思う。

話は逸れましたが、当社に於いても、ドイツの様な生産性が高く、ニッチによるシェア獲得を目指すべきだと思っている。労働人口が減っていく中で、同一規模を維持が出来たとしても、同時に生産性や利益性を高めることが難しくなっている。(理由は、社会保障費のカットが続いている為、収益性が落ちている為。)

むしろ、規模の維持・拡大による弊害の方が顕在化している(採用コストの増大、労務管理費の増大等)。

むしろダウンサイジングを図り、特定分野に集中特化することにより生産性・利益性を高めていくことが永続的な発展につながるように感じている。あのトヨタも国内の販売が頭打ちだと判断し、一定額を払えば乗り放題というサービスの導入検討が新聞発表された。トヨタも生産性・利益性を求めてシフトチェンジを始めた。トヨタの様な圧倒的な強者に先に手を打たれてしまうと、他の国内メーカーは他に活路を求めるしかないだろう。

再度、話は逸れたが、当社に関しては、後は実行あるのみだ。

オタクと変態

日本のイノベーションには、オタクと変態が必要らしい。(勉強会での某大学学長の解説)

アメリカの大学は輸出産業化しており、10兆円の内需を生み出しているそうだ。異端なオタクと変態(かっこよく言えば、ダイバーシティ)が世界中から集まり、GAFAを代表する、IT企業やユニコーン企業(未上場企業且つ企業価値が100億ドル:日本円1000億超)を生み出しているそうだ。

ちなみにユニコーン企業は中国は74社、日本は1社・・・。ものすごい差を開けられてしまっている。深圳あたりにいくと差をより感じてしまうのかも。

話を戻すと、日本で言えば、日本のトップ大学である東大が先鞭として世界中のオタクと変態を集めることが大事らしい。

東大は常に日本のトップ3000人が勝手に集まるので、大学運営に危機感がないらしい。(私大や他国立では考えられないが)
危機感を煽る方法は簡単らしく、文科省が秋入学にして、授業を全て英語にしないと、補助金減らすぞと脅かせば、東大も重い腰をあげるだろうとも話していた。今の東大の先生のレベルであれば、全ての授業を英語で行うのは可能らしい。

教育が今後の日本を支え、変えていく認識をもっと持つべきだと感じた。

自分の枠外の勉強を続けるのは無駄も多いように感じられるが、業界では知ることはできない、情報や世界を知ることが出来るので、継続をしていきたいと思う。

ライドシェアが変わるか?

今年の3月に国土交通省から、無償と有償運送に関するガイドラインを出した。弊社の様に運賃をもらっている場合には届け出が必要だが、無償の場合には届け出が不要。ここまでは、平成18年からの運輸法改正のままだ。今回のガイドラインでは、自発的な謝礼であれば、無償運送として、国土交通省への届け出も不要となる。更に時代を反映して、アプリ等で中間手数料を取る行為も、運転手に還流させない限り、費用徴収しても構わないそうだ。ICT化を促したい国の方針が反映されていると思われる。

早速、新進気鋭の若手が運営するベンチャー企業が10億円を調達し、運転手をアプリ上で募集を開始した。運転手は依頼者から実費ガソリン代及びその他経費をもらう。そして、謝礼をもらう。アプリは仲介手数料として一回20円を利用者からもらう。

過疎地でタクシーが不足している地域や、自分の乗っている車でちょっとしたお小遣いを稼ぎたい人には有用なサービスだと思われる。

謝礼をどう解釈するかが、今回のガイドラインの難しい部分だ。こちらから支払いを促す文面や意図があれば、自発的な謝礼と見なされず、許可や規制の対象となる。無償で乗る人はいないが、全くゼロとは言えない。収益化がベンチャー企業の存在理由だとすると、謝礼をある程度見込めないと、事業化は不可能だ。ガイドラインの意図とは若干、矛盾点をはらんではいるが、新たな文化を作る際には、グレーゾーンをいかに切り抜けるかが肝となるだろう。

自発的謝礼によるライドシェアが、ある程度浸透すると、日本で過疎化への社会実験等で本来先行し、様子を伺っていたUberも参入してくるだろう。このガイドラインをきっかけに日本のライドシェアが一気に加速する可能性も出てきた。そうなると10億円程度の資本力で外資に勝てるのだろうか?この分野も群雄割拠であり、レッドオーシャン化する可能性が高いと言える。

先般、ソフトバンクとトヨタの提携は上記の流れが今後の潮流になることを示唆している。少子高齢化が進めば、車両を運転出来ない高齢者が増えるのは当たり前であり、今後は車両を所有する時代から借りる、利用する時代に変わるのは仕方がない。

介護タクシーは無償、有償に関わらず、介護保険を絡めている場合には、許可が必要という解釈だ。無資格者が対応できる利用者も少ない為、ライドシェアの影響は当面受けないだろうが、社会保障費の削減の為に、完全自費となった場合には、ライドシェアの影響を受けるのは避けられないだろう。


講演を聞きに。

作家であり、元外務省国際情報局分析第一課主任分析官だった佐藤優氏の講演を聞きに行った。彼の小説(自叙伝)『十五の夏(上下)』(幻冬舎)を読んで感銘を受けたのが、講演を聞きに行ったきっかけだ。

最近は、気に入った作家がいれば、ネットで調べて講演会や勉強会に参加をする。軽い追っかけみたいなものだ。

講演内容は、『日本と東アジア情勢について』。軍学堂という軍事関連の古書店が主催しているので、ちょっと難しそうな内容なので、参加を躊躇ったが、申し込んでみると、硬派な内容にも関わらず超満員でびっくり。ほとんどが70歳以上の男性ばかりで、場所を間違えたかと思ってしまった。まあ国防関連の古書店主催なので、講演内容は王道の講演テーマなんですよね。小説好きの男性が軍事マニアに囲まれて講演を聞くという特異な感じでした。

内容はそんなに堅苦しくもなく、新聞や雑誌で読んだ内容、自分が読んでいた歴史関連、近現代の書籍知識で理解が出来ました。全体の80%は理解出来ました。ちょっとホッとしました。
講演で気になったのは、教育に関して何度も触れたことでした。佐藤さんは母校の浦和高校や同志社大学で教鞭を取られているそうです。
今の日本は教育の右肩下がりが著しく、今後の東アジア情勢を考えると、教育をしっかりと行わないと、日本国そのものが東アジアの大国に飲まれてしまうという危機感があるそうです。

ふと考えてみると、右肩下がりどころか、今まで日本はきちんとした高等教育を施していない気がする。

私が大学生の時は、入学した1年時はモラトリアムだと勘違いし、教養課程は寝てばかりだったし、2年生ではバイトに明け暮れ、3年生は、旅行三昧、4年生は就活&卒業旅行三昧で勉強はゼミの論文を書いた位。これでは知性や教養は身につかない。今の大学生の方が優秀且つ勉強していると思う。僕の頃の若者は偏差値の高い大学さえ入れば、有名企業に就職出来ると思っていましたし、大学に入って迄、勉強することがカッコ悪いという風潮があった。文系はとくにその傾向が強く、一部の付属上がりの学生が特に酷かった印象がある。多分、授業そのものについていけなかったのだと思う。

大学時代、本は割と読んでいたが、僕の周りは全く読んでいなかったと思う。バブル崩壊後の東京の私立大学は皆こんな感じでした。それが当たり前だと思っていたのが恥ずかしい。

佐藤さんのその他著書を何度か拝読したことがあるが、知識を持つことの大切さ、教養の大切さを毎回痛感する。

『十五の夏』は、『深夜特急』に肩を並べるような名作だと思います。おすすめです。







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