経営理念・行動指針

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インディアンの言葉

インディアンの言葉に『君がなんとなく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ』という言葉がある。
母や愛犬への想いが交錯する。僕らは、断崖絶壁に追い込まれて、初めて死への恐怖や生きる事への渇望を見出す悪い癖があるようだ。

だれかの言葉に『今日という日が死から最も遠い日だ』という言葉があった気がする。一秒ごと、一分ごとに死へ誰もが近づいているのだが、我々の感覚は、今、この瞬間しか感じることが出来ない。言ってみれば死から一番遠い場所や時間にいる。だからこそ、人は安息した時を過ごせるのかもしれない。しかし、誰しも死に向かって一歩ずつ歩んでいる事実に変わりはない。

僕は断崖絶壁と安息という二つの時間に揺り動かされ、死や生の喜びに日々共振させられている。

フランスの小説家アンドレ・ジッドの『地の糧』(絶版)には
『行為の善悪を懸念せず行為しなければならない。そして愛すること』

『平和な日を送るより悲痛な日をおくることだ。心中望んでいたものを表現する或いは全く絶望しきってしにたいものだ』
という有名なフレーズがある。

愛犬は事故で亡くなったが、病気であっても、寿命であっても死ぬことには変わりはない。きっと僕らが死が嫌なのは、自己(対象者)の消滅があるからだ。だからこそ、最後までもがき苦しみ生き抜きたいと、生を受けた動物や人間は本能的に死ぬ最後まであがき、もがき続けるのだと思う。

だからこそ、愛犬の分まで、母には生に執着し、もがき続けて欲しい。

本を読める幸せ

ここ数週間、読むと言えば、母に関する文献をネットサーフィンするだけ。
今の状態では、本も読むことが出来ない。寝酒をちょっと飲んで寝る日々。

僕は、歯を磨くと同じで読書が日々習慣化されていたので、生活スタイルが大幅に変わりました。そう、愛犬の御世話も無くなってしまったのも、一因なのですが・・・。

楽しいこと、嬉しいことが人間の幸せではなく、日々淡々と何も無く過ごせることが本当の幸せなんだなと改めて実感。
桜が咲く頃にはゆっくりと本を読めると良いな。


医療と介護の壁

母の件で、ドクターと緊急ミーティングを行った。生きるか死ぬか。まさにLive or die。
ドクターからは、手術をすれば、命は助かるが、手術後の生活に関しては、術後患者の一生を見ている訳でないので、どうなるか、分からないと言われました。命は助けるけど、生活は自分で考えるようにと言われたが、症例的にはレアケースの為、ベンチマークにするケースが見当たらない・・・・。

先生『今後の生活関しては、その道のプロに聞いてくれば、大丈夫ですよ』の一言に、

私『その道のプロなんですけど・・・・、でも分かりません』

先生『えっ・・・・・。』

専門領域で分かれてしまう・・・・。これこそが医療と介護の壁だなと実体験で実感しました。

頭の中で、様々なアイデアが浮かびましたが、それは職業上出来る話であり、一般の人に自力でレアケースに寄り添えるケアマネを探し、生活を組み立てろというのは無理だと思いました。ケアマネさんも千差万別ですので。

医療と介護に壁があると僕が発言すると、『発言は馬鹿じゃないか』と、某会合のミーティングで看護師さんから、笑われたが、この笑いが壁なんだなと改めて感じました。

知識の違いが専門性を分けてしまう。この敢然たる事実を医療関係者は受け止めるべきだなと感じましたし、壁を取り払おうとするのは、ある意味で諦めた方が良い。上手く取り入れる方向で互いを使い倒して欲しいなと感じました。

さあ、どうするかな。









絞りと集中

自分の中で常に頭にあるのは、『選択と集中』ならぬ、『絞りと集中』である。2つはほぼ同義ですが、『絞りと集中』という言葉は、三枝匡著の『戦略プロフェショナル』や『ザ・会社改造』等の著書で頻繁に出てくるフレーズである。三枝さん自身、金型FA商社のミスミの後任社長となり、年商500億円から4年で2000億円、従業員340人から1万人に変革した経営者として、個人的に師事する経営者の一人なのです。

当時、優良企業としてもてはやされていたミスミ(日経ビジネスでよく見かけました)でしたが、創業社長がこれ以上の規模に拡大出来ないと、当時、コンサルタントしてミスミに出入りしていた三枝さんに社長を禅譲したそうです。

三枝さんがしたことは、本業とは関係がない事業を中止し(絞り)、将来、会社の中核になる事業は中途半端な投資ではなく、人・モノ・金を積極的に注ぎ込む(集中)ことを徹底的行ったことだ。圧倒的な一位になる為、事業を金型のFAに完全集約し、駿河精機をM&Aしたことを皮切りに、中国への海外進出を大胆に行ったことが大きな成長をもたらしたと記憶しています(間違っていたらごめんなさい)。

分かっているんですけど、この『絞りと集中』が怖くて出来ないんですよね。100人中99人の経営者は出来ないと思います。金型の将来に不安を抱え、創業者は多角化と海外展開を進めていました。通常の経営者が取るセオリーは創業者と同じだと思います。
良くあることですが、多角化や海外展開と言えば聞こえが良いですが、人材や事業への投資が圧倒的に少なく、また、本業とかけ離れているので、相乗効果が薄いと言うのが実情です。

よく経営者が、サイドビジネスで飲食店に進出する例みたいなものです。ノウハウも無く、お金や人も対した投資をしない。結果的に趣味的に経営し、いつの間にか潰しているみたいな・・・(笑) 

GEの元CEOジャック・ウェルチは、中国のメディア事業進出の際には、GEの副社長を送り込んだそうです。本気度が違う。当然、結果が出ました。

介護事業でいえば、色んな事業に手を出すのも、ある意味、絞りがなくダメだとも言える。しかし、ライフタイムバリューの観点で多角化を図っているのであれば、一人の方から様々なサービス利用を受けてもらうことにより、多くの収益を得ることが出来るので、多角化は間違っていない。
戦略意図によっては、解釈が変わるからだ。同じ地域に多角化が出来ているかが、介護事業の肝かも知れない。幼児、発達障害、高齢者と同じ地域でもバラバラに出店すると、何がメインかが見えなくなり、将来的には『絞りや集中』を迫られることになるだろう。もっと危険なのは地域もバラバラなケースだ。

我々の様な凡庸な経営者と異なり、三枝さんは金型こそ、ミスミが生きる道として、先鋭化していく。事業を絞り、集中出来ることは、相当な胆力がある経営者でないと難しい。

自分も今、絞りと集中の決断に迫られているが、答えは出ない。おそらく、答えは出ているのだが。
勝ち目があるかなんて、実は、三枝さんも分からなかったのではないだろうか?マーケットシェアや海外市場成長率を考えると、この道しかないと、決断しただけではないだろうか?

果たして自分に出来るだろうか・・・・。マーケットシェアや市場成長率を考えるとこの道しかないんだよな・・・(笑)

ITの活用

4月の法改正があるのだが、生き残るカギは、『生産性』と『独自性』しかない。『生産性』に関しては、地域で勝ち残っている企業を調べると、コストを度外視した運営で大手を駆逐している会社も多くあるので、一概に『生産性』の高低が必須とは言えないが、我々の様な国の事業の場合は、業務内容が一律決まっているので、生産性を高めることにより、利益率の向上が可能となり、永続的な運営が可能となる。

一言で生産性を高めると言っても、定義が難しいが、ITを取り入れることで、どこまで今の作業を短縮できるか?を念頭に考えるべきだろう。詳しい内容は当社の内部戦略を公開することになるので、省略するが、大幅な費用・時間を削減することが可能だと思う。今はオープンソースのシステムや無料利用のシステムも多くある為、これを有効に活用しない手はないと思う。その為の勉強会への投資、コンサルタント活用の投資は、経営者として必須科目だと思い、必ずやらないとダメだろう。

独自性は言い換えれば、オンリーワンなのだが、国が運営基準を定めている介護業界でオンリーワンは難しい。そうなると、どんなにエリアは小さくても構わないので1位の事業を作ることが独自性と言い換えられる。区で一位を取れなくても、地区や町単位で圧倒的な1位をとることで、どんな大手にも対抗が出来、むしろ追い出すことが出来る。当社で言えば、目の前にあるタクシー会社が、介護タクシーを開始し競争になったが、圧倒的な1位だった当社が廃業に追い込むことが出来た。一位の強みだと自負している。

上記の2点を押える事で、中小零細の介護事業所でも永続的に経営が可能だと思っている。日本に100年企業が多く存在するのは、大手企業ではなく、地域地場事業、つまり中小企業が大半だ。理由は、独自性が強いからだ。100年企業の大半は海外展開をせず、生産方法も昔ながらの方法が大半だ。イノベーションが起きない為、大手が参入する余地が無いのだ。その分マーケットサイズも小さい。海外展開を始めてしまうと、海外企業との競争となり、倒産・廃業のリスクが高まることだとも言える。大手企業はまさにこの分野で激しい競争をしているのだ。

小さいマーケットサイズで一位を取ることが生き残る術だと理解出来れば、拡大に走らず、何を打ち手とすべきか自ずから理解出来るのではないだろうか?
生き残りたければ1位を取れ。これが全てではないだろうか?

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