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文春砲

昨日、テレビを見ていたら、瀬戸内寂聴さんがテレビで取り上げられていた。彼女の寂庵には、多くの悩みを抱えた人で溢れかえっているそうだ。
紹介VTRで寂聴さんは観衆に『恋と革命よ!!』と叫んでいた。

太宰フリークならピンとくるのだが、『恋と革命』は、太宰治著『斜陽』に登場する主人公かず子の名セリフだ。ちなみに『斜陽』は女性の不倫の物語なのである。

寂聴さんの代表作『夏の終わり』も斜陽をパクッたのかという感じてしまう内容だ。『斜陽』と物語は一緒で主人公である女性が複数の男性と不倫する内容だ。実は寂聴さんの自叙伝なのだから、思わず笑ってしまう。描写が赤裸々だった記憶があり電車では読めなかった気がした。

皆、寂聴さんの説法を有難がって聞いているが、昔、不倫の代名詞といえば、寂聴さんだったらしい。でも、誰も知らないのか、忘れてしまったのか、不倫経験者の話を有難がって説法を涙して聞いているVTRを見ていると文春砲で叩かれた芸能人や政治家が可哀想だなと感じてしまった。

甘美で淫靡な作品を作ろうと思えば、実体験が時には必要だ。芸術的なことに必要なエッセンスに我々がどうこう言うべきでもない。政治的能力と性癖も同一視するべきではない。皆にとって有益な人間であれば、とやかく言うべきではないし、不貞行為として、利害関係者が民法上で白黒つければ良い話だ。

太宰治も不倫の代名詞だった、永井荷風も作品の為に遊郭を経営していた。軍医であった森鴎外の『舞姫』は、堅苦しい恋愛内容だ。官僚出身の三島由紀夫も大人の男女の恋愛描写に関しては太宰等と比べると表現の深さでは劣っているのではないかと僕は個人的に思っている。

太宰の『斜陽』は後年、主人公とされていた不倫相手の日記を参考に書いていたと、不倫相手の家族から日記を証拠に暴露されていた。実体験だったからこそ、内容にリアリティと深みがあったのかと感嘆してしまった。

実は寂聴さんが翻訳した源氏物語を買おうか、ちょうど悩んでいたところだった。源氏物語と言えば紫式部が女性目線で男性の恋愛模様を書いてあるのは周知の通りだが、あの恋愛経験が濃密な寂聴さんが翻訳した源氏物語は、まさに彼女にはうってつけだったのではと思っていた。

人間というは、人も殺すし、泥棒もする生き物だ。絶対にダメというが、絶対ほど怪しく・危うい言葉は無いと僕は思っている。色んなことを含めて、寂聴さんが中庸に話すことが出来るのは、人間の業を知ってしまったからだろう。綺麗ごとでは済まない人間の欲を知っているから、真面目に生きているのに、困り果てている人に、楽に生きろと言えるのだろう。

堅苦しい世の中になったものだ。人間ってそんなに厳かではないんだが・・・。






残念。

ネットTVのabemaTVが注目を浴びている。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して運営しているのだが、サイバーエージェントは毎年200億円の投資を行っている。ちなみにテレビ朝日の営業利益が100億程度。今のテレビ局では自力で運営することが出来ないのが実情らしい。でも、ただのTVなんだよね。真新しさは感じないな。youtubeやアマゾンプライムの様な感動はない。ライフスタイルや文化が変わるほどではないな。TVと違い規制が無い分、コンテンツが斬新なだけかな。

そういえば、2005年に堀江貴文氏率いるライブドアがニッポン放送の株を買収したのは、ネットとTVの融合が理由だったはずだ。13年前にそのアイデアが既に生まれていたのか・・・。堀江さんは球団買収、放送局買収等、着眼点が素晴らしいのだが、ジジイ殺しが出来なかったのが全て裏目に出て失敗に終わってしまった。LINEの技術もライブドアから生まれたものだそうだ。いや~恐るべし。

ミドリムシからバイオ燃料を作る企業ユーグレナの大株主も堀江さんだった。ライブドア事件で、友人に託したそうだ。

サイバーエージェントの社長には才能を感じないが、堀江さんには期待する何かがあったし、今もそう思っている。サイバーエージェントの社長は、松下幸之助翁の様な努力と運を絶やさない素晴らしい経営者だと思っているが、才能と言う観点では、松下とソニーの様な感じに見える。

ジジイ殺しが出来れていれば、今頃、プロ野球の楽天はライブドアだっただろうし、abemaTVもライブドアが最初のスタートだったはずだ。堀江氏は平均年齢80代の経済界の爺さん達に消されてしまったのだろう。

堀江氏は今、MOMOというロケットを飛ばす事業を行っている。日本初民間ロケットを開発中だそうだ。しかし、費用が中々、捻出出来ず大変の様だ。丸紅などがスポンサーになっているが、クラウドファンディングでも出資を募っていたので、資金は潤沢ではないようだ。

アマゾンCEOのジェフ・ベゾスはブルーオリジンと言うロケット企業を持っている。テスラを経営するイーロン・マスクもスペースXというロケット企業を経営している。共に莫大な資産を持っている為、潤沢な資金でロケット開発を行っているのだ。

世界で有名な経営者は共にロケット事業でも火花を散らしているのだ。日本代表として、そこに堀江氏も加わって欲しいと密かに思っている。

堀江氏は日本人でも稀有な才能の持ち主だ。R-1グランプリにでるとか、地下アイドルの経営なんて止めて、ロケット開発にのめり込んで欲しい。ソフトバンクの孫さんに出資を仰いで、日本初の民間商用ロケットを完成させてほしい。世界一や宇宙への進出をちらつかせれば、野望家の孫さんが資金を出さないはずがないと僕は踏んでいる。

だが、堀江氏が孫さんに頭を下げることなんて絶対出来ないだろうな。目的の為には、ジジイ殺しは絶対に必要だと思う。彼の経営者としての才能をもっと見てみたい。

アイルトン・セナの言葉

雑誌(SAPIO 1月号 小学館)にF1ドライバー、故アイルトン・セナの記事(1991年8月 ハングリー・グランプリ―直前のインタビュー記事(インタビュアー:落合信彦)が載っていた、すばらしい。

1991年と今では時代背景や職業観も大きく変わっているが、日本人に失われた大和魂や武士道をアイルトン・セナには見ることが出来た。彼は敬虔なクリスチャンだったそうで、神という言葉には宗教的な背景があるのだろう。

★アイルトン・セナの言葉
「挫折や悲しみがあるからこそ幸せも感じられるのだ。挫折や苦難なしの人生など退屈きわまりないものではないか。ごまかしの道を拒否して真剣に生きている者なら誰しも挫折を感じるはずだ。(中略)自分の考えや信条を持たず、困難や挫折から目をそらし、毎日をいいかげんに生きる人間ほど哀れなものはない。このごく限られた地上での期間を無駄にしてしまっているのだからね。神はそんな人間を創った覚えはないと言うだろう。」

今の日本人には耳が痛い言葉ではないだろうか。挫折や困難に会わずに、いかに人生を謳歌するか、良い学校を出るか、良い収入を得るかばかりを考えている人が多いからだ。

今はテクノロジーの進化で、最小の努力で最大の効果が出るようになった。挫折や困難も危険回避として避けることも可能だろう。それで良いのだろうか??

故岡本太郎氏も楽な道と困難な道があれば、迷いなく困難な道を選ぶと言っていた。マイナスに生きよとも語っていた。喜びや感動の大きさは、困難や挫折の振れ幅によって、得られる大きさも違うと言いたかったのだろう。

アイルトン・セナは記事の中で、一貫して努力という言葉が多く書かれていた。

努力に多くの労力、時間を使うのは当然だとも書いてあった。同じ努力を続けていた自動車メーカーホンダにも謝辞が書かれていた。今は働き方改革で長時間労働や多くの労力を割くことが出来なくなりつつある。だが、何かを得る為には、非難を浴びてでも、膨大な努力をするしかないことは普遍の真実だと思う。まさに命がけの努力だったのだろう、1994年に事故で亡くなっているのだから。

yahooにグーグルの採用記事が出ていた。グーグルは採用にあたり、性別、国籍、大学名不問だそうだが、採用基準が、人生で挫折や困難の経験があり、それを乗り越えた人材しか採用をしないそうだ。いくら学力が高く、優秀でも、挫折や困難に遭遇したことのない人は採用されないそうだ。一般的な大企業が好みそうなエリート人材はダメという判断なのかな。

今、日本の若者や一般的な風潮では、子供には苦労させたくない、無駄な消費をしたくない、人生で遠回りはしたくない、自分は損したくないというのが世の空気感で蔓延している。僕はそんな空気感が嫌でサラリーマンを辞め、苦労知らずの2代目社長連中とも縁を切った。常に自分に不利で損な生き方をしていることに歓喜・熱狂している。もっと楽な生き方はいくらでもあったと思う。ただ、自分のプリンシプルに従っただけだ。

久しぶりにアイルトン・セナに勇気をもらった。そういえば、落合信彦さんの息子って筑波大の准教授なんですね。



1位作り。

私と同世代且つ高学歴経営者が介護にも増えてきた。活躍ぶりを見ると、ちょっと、いや結構、嫉妬してしまう。

高学歴だけあって、経営者になるまでの歩みも、僕から見ると、とてもキラキラとしており、私の様な七転八倒、七難八苦、艱難辛苦の人生には見えないので、何をモチベーションに経営をしているのか?介護という労働集約的な事業で、どう能力を発揮するのか?ケーススタディとしてとても気になっている。

ただ、見ていて懸念要素もある。能力もあり、自信もあるのだろう。拡大志向がかなり強いことが、強みであり、アキレス腱になりかねないからだ。
彼等の標榜する言葉はかっこいいのだが、拡大ということに何の成功があるのか?何を成功の定義にするのか?戦略とは何か?が僕の経験則とは違うジャッジをしている気がする。

僕がロールモデルにしている同業他社は『ツクイ』です。彼らの強みは、圧倒的な1位作りに特化し、1位の事業を構築後に、横展開で更に1位作りの事業をドミナント的に集中構築する。同じ拡大志向でも戦略を持って運営をしている。当社は彼らの財務諸表を参考にし、同程度の営業利益が確保できているかを自社の指標にさせて頂いており、金融機関への説明でも利用させて頂いている。

ツクイ創業者の記事を経済紙で拝読したことがあった。以前、コンビニ経営を副業でされていたそうだ。その時のコンビニ本部による出店計画、統計学、戦略に衝撃を受けたそうだ。その当時、建設業でも年商10億~20億円の規模で成功していたそうだ。あらゆるノウハウを携えて、介護事業に特化し、今は、東証一部企業へ躍進をしている。

拡大の定義は『集中と選択』、『1位作り』が出来る事業なのか?その素地にあるのはシェア率と市場成長率が有望かどうかだろう。ツクイさんは、施設の規模を圧倒的な差別化要因としている。大企業だから出来る離れ業なのだが。

当社は介護タクシー事業がメインだ。介護業界からするとマイナーで、粗暴な会社も多く、業界内のプレゼンスも低く、成熟産業というイメージを持たれている。しかし、潜在的な市場成長率は実は高いのではないかと私は考えている。理由としては、今後、保険外事業として様々な活用方法が検討出来る事業だからだ。しかも、成熟産業の為、退場者が新規参入よりも多く、生き残った会社が残存者利益を享受する構造になっており、シェア率1位の会社は俄然有利となる。シェア1位を目指す当社には有利な条件なのだ。

利益率が高く、国が新規事業として推進する事業はプライヤーも多く、余程の運とスピードがないと、いずれ1位~3位以外は淘汰されてしまう。当社はユダヤ人が迫害を受けながら、古物や美術品に圧倒的な1位を発揮したように、目立たない事業且つ実は優良な分野で圧倒的な1位を目指そうと思う。規模ではなく、1位を取れるかが成功の定義なのだ。そしてオリジナリティも同時に発揮して。




一気に

だらだらやるより、その場で80%やりきる位のスピード感をもって業務を行う方が結果的に成果が出る気がする。残業の問題、長時間労働の問題で言えば、業務量がそもそも多すぎるのが問題だが、スピード感や80%程度を一気にやりきるという方法を用いると劇的に改善出来る場合もある。

自分の業務量にたまに愕然とする時があるが、業務量程、忙しくない。さっさと片付けることに主眼を置いているからだと自負している。完成度や長時間取り組むことを美徳として業務に向かっていたら、今頃、精神的に破綻していたかも知れない。





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