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心を鍛える

日頃より体を鍛えている・トレーニングしている人は多いと思う。マラソンや筋トレが流行っており、24時間ジムの登場やマラソン大会の開催数増加を見ると、益々、健康志向になっているんだなと感じております。

私自身は最近、寒さと忙しさで、ランニングや筋トレは、ご無沙汰しております。

とは言え、体を鍛える肉体面だけに気持ちが先行してしまい、人間の根幹をなす心を鍛えることが疎かになっていないだろうか?心を鍛えるとはどんなことがあるだろうか。例えば『今日一日、人の悪口を言わない』、『嫌なことを先に対応する』等と律することが鍛えることに該当すると思う。
マラソン・筋トレを多くこなしても、精神力はつくが、心の在り様までは鍛えられないと思う。そこに気づいていない人も多くいる。

先日、支払いをする際に、ポイントカードを忘れたのだが、レジ横のPCで検索しても、名前が出てこないらしい。お客様の登録エラーだと言われた。相手の都合でカードが書き換えになり、データ移行が出来ていないだけなのだが、心が無い人が多いのか、お客様のエラーだと一方的に言われてしまった。最近、本当にこんなやり取く、高圧的な人が多い。店員さんに余裕がないのだろうといつも心配になっていたが、最近、思うのが心を鍛えていない人が増えているからじゃないかと思うようになった。相手を想う心の鍛錬が単純に足りないだけなのだ。

今後の対処法としては、たいして使わないポイントカードは破棄しようかと思う。全部、Tポイントカードに統一してくれないかな(笑)

体も鍛えつつ、心も積極的に鍛えたいなと思う。

女子殺害に思う。

小4の女子が父親に殺害をされた記事を見ました。

可哀そう、許せない等、そんな言葉で日本中の世論、井戸端会議で一瞬は埋め尽くされるのだが、結局は、いつもの日常に皆戻ってしまう。

残念だが、人間は経験した物事には想像力や解決力が働くのだが、経験したことのないもの、見たことの無いものには、ただ傍観するだけなのだ。

私の家も障がいの姉がいるが、頑として父親が障がいと認めない為、あらゆるサービスや行政の介入を拒否した。40年もだ。行政の介入を試みようとすると、母を脅かし、恫喝し、来訪した市役所職員にも怒鳴り散らしていた。
再び姉を精神病棟で薬漬けの生活をさせる位なら、在宅で看てあげたいのは分かるが、母一人に押し付け、障がいサービスを拒否するのは、常軌を逸脱していた。

父は決まって、『姉は障がいじゃない、母親の育て方が悪いんだ』と我々、兄弟に言う。心の中では『お前のエゴだよ』と思っても、怖くて言えなかった。結果、我々、家族は自分の身を守ることを優先し、黙って父親の言うことに従った。


あらゆる行政サービスに加入していなかった為、姉は国民年金・障害年金共に未加入となっていた。
今、現在、姉が自力で生活することが不可能だ。元気に生きているが、生存権のはく奪、家族への危害の観点で言えば、今回の事件と同義だろう。

声高にして、助けを求めれば良かったじゃないかと言われそうだが、叫んでも、そんな状況を理解してくれず、人当たりが良い父親が言葉巧みになし崩しにしてしまう。そして、今度は自分に矛先が向かい、暴力と恫喝を受けるだけでなく、育児を放棄されてしまう。高校進学を許してくれない、大学の学費を払ってくれないと考えると何も出来なかった。

大人になり普通の家庭とはこう言うものだと知るまで、自分の家庭の異常性に全く気付かなかったのだ。暴言を受けながらも、父を尊敬していた。(当然、父には良い面もあるのだが・・・、悪さが際立っていても、ちょっとでも優しくされると人は、許してしまうのだ。DVでよくあることらしい・・・。毎日、DVを受けていたわけではなく、時折、行われる。今回の事件もそうだった可能性もある。だから発覚が難しいのだ。そして、改心したフリに騙されるのだ。)

父は娘への愛し方が偏狂だっただけで、大好きなのは理解出来る。もしかすると小4女子の父親も大好きだったのかも知れない、愛し方は狂っているが。

殺害をした小4の父が悪いのだが、彼の家庭環境も調べた方がよい。私の父の父親もDVが酷かった。悪いことは連鎖してしまう。僕は、4歳頃にDVしようとする祖父に飛びつき、母を助けようと何度も泣きながら訴えたことを思い出す。祖父が亡くなった時に母が暴力を受けなくて良かったとホッとした。

こういう事件は永遠に無くならない。そして、行政では対応は無理だ。法律を遵守しなくてはならないので、どうしても無理が生じる。

解決策には程遠いがNPO法人、ボランティア団体、障がい事業所、地域を支えている介護事業所が介入するのがまだマシかも知れない。法律遵守を義務付けられている公務員より、より機動的に動ける可能性が高いからだ。

地域を支える、地域を変える、行政と地域を繋ぐという、崇高な理想を掲げる若手経営者達に是非、こういった人間の暗部を知ってもらい、入り込んで欲しい。私も会社でのミッションを終えた後で、微力ながら取り組みたい。





人生100年の落とし穴

人生100年時代と言われているが、長生き出来る喜びだけでなく、敢然たる事実も横たわっている。

0歳からの20歳になるまでの20年、60歳から80歳になるまでの20年では、大きな違いがある。幼き頃であれば、ピアニストを目指す、オリンピックを目指すことが出来る。ただ、40歳を過ぎてからは、一般論として、ピアニストにはなれない、オリンピックを目指すことを諦めなくてはならない。出来ないこと、あきらめることが増えていくことが、歳を重ねていくという本質なのかも知れない。

100歳迄にどれだけのことが出来なくなるのか、そう考えると、今が全てであり、遠い先のことを考えるのを止めようと思う。そして得意な事、好きなことをさらに大切に、余計な期待を抱かないようにしようと思う。

過度な期待をせず、今やりたいこと、出来ることをする。このことが大事なのだろう。



ファクトの大切さ

我々は思い込みや自分が置かれている環境だけで、物事を判断してしまいがちだ。その為、問題の本質や解決方法を誤ることが多々ある。王道の判断方法は、時間軸(縦)と地域や他の事例はどうか(横)で考えつつ、裏付け出来る数字(ファクト)とは何かを組み合わせて、判断するのが正しいと言われている。そう何度も教わってきたが、未だに出来ていない。

我々の安易な判断に警鐘をならしているのが、『FACTFULLNESS』(ハンス・ロスリング共著 日経BP)だ。ハンス・ロスリング氏のプレゼン動画は会社の総会や業界の勉強会にも紹介したことがある。バブルチャートで有名な医師・研究者だ。

著書内での質問がある。全問正解出来るだろうか?(FACTFULLNESS 日経BPより引用)

質問1 自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したか?

 A 2倍以上 B 変化なし C 半分以下

質問2 世界で最も多くの人が住んでいるのは?

 A 低所得国 B 中所得国 C 高所得国

質問3 15歳未満の子供は、現在世界に20億人います。2100年には何人になるか?

 A 40億 B 30億 C 20億

答え:質問1 C 質問2 B 質問3 C

殆どの人が間違えたと思う。詳しくは、上記本を手に取って頂きたいのだが、我々は思い込みと、古いデータをアップデートせずにそのままの価値観で生きていることを詳しく書かれてある。とても平易に書いてあるので、おすすめです。

世界が良くなっているのに、誰も小さな進歩、歩みを評価しないばかりか、何も知らないというのは、とても困ったことだ。
我々が後進国としてイメージしているのは、世界の人口の9%しか今はいないそうだ。世界は豊かになっているのだ。

たまに辟易してしまうのが、SNS等で、某国の日本に対しての行動に、一挙手一投足、怒りを振り上げ、ニュースを張り付ける人がいる。知識が偏っているのか、無知なのかは不明だが、もっと興味や知識の幅を広げると、投稿する内容も変わってくるのではないだろうか・・・。悪い面だけでなく、良い面も見れる為には、幅広い目線が大切ですね。







俊逸

今週の東洋経済はとても参考になった。日本の生存戦略に関して自分の仮説と同じことを考えている記事(全然、私の仮説は極めて稚拙なのだが・・・)が書かれており、今後の指針や自信になった。デービット・アトキンソン(英国人アナリスト、小西美術工藝社社長)の記事のことなのですが、それ以外も小峰隆夫氏(大正大学地域創生学部教授)『経済を見る目』と楽天社長のインタビュー記事、経営共創基盤の冨山CEOの記事も素晴らしい内容であり、日本の生存戦略のベースになるだろうと思う。

当社もその動きに合わせるかの様に事業改革、統合整理を急ピッチで進めている。傍から見ると、何をしたいのか分からない様に写るが基本はデービット・アトキンソン氏等の考えと同じである。

同業者の勉強会でも何度か話しましたが、私は日本の未来は曇りのち雨だと思っております。大幅に人口は減るのが確定的で、今後の日本のGDPは伸びない(GDPは生産性×人口と算出根拠が決まっている為、人口が少ない国には不利)。財政問題を解決するには、増税しかないだが、増税することで本当に財政健全化に向かうのか。要は今の日本の在り方で増税や人口減が進むと国家がデフォルトを起こしかねないと考えてしまうのです。デービット・アトキンソン氏や冨山氏の考え方に日本がシフトすれば、状況は違ってくると思います。

繰り返しになるが、今後、日本が財政改革を行いながら、現状のGDPを維持するのは、困難を極めると考えています。少なくとも、生産性を幾分か上げることにより、GDPの落ち幅を変えることが出来れば御の字かも知れない。

生産性、生産性と言われてもピンとこなかったのだが、要は給与額のことらしい。いくら、仕事が出来ても、給与額が低ければ、自動的に生産性が低くなるに算出されるようだ。時間あたりの業務量ではなく、時間当たりの給与額らしい。そうだったのか。そうなると企業の98%が中小企業の日本において生産性を上げるには、合併を促し、競争力を高める必要があるようだ。しかも介護業界に限らず、全ての産業で求められている。ドイツでは社会保障改革をするにあたり、多くの中小企業がつぶれる・合併するということがシュレイダー政権時に起こったが、結果、ドイツの財政は改善され強固な国家運営に繋がったといわれている。

日本にも当然、上記の様な選択をする時が迫っている。一時的に混乱が生じる可能性が出るとは思う。以前、その不安も同業者の勉強会でも話した。

記事の中で特に腹に落ちたのは、労働者不足や求人倍率が高い業種は全て低賃金が原因だという指摘。当たり前のことでしたが、改めて目から鱗が落ちるとはこのことでした。当社が付加価値が高い事業にシフトしているのは、賃金を多く払える様にするためでもあります。特に介護では給与は安くて当たり前、仕方ないという空気があります。官製産業の為、売上を国や行政が決めてしまっているのが、そもそもの原因であり、全ての主因なので、我々に出来ることは少ないとも言える。存続は出来るのだが、発展性や大幅な給与水準の向上が見込めないのが介護業界であり、現状の日本国なのだろう。

将来を鑑みて、あえて当社は官製産業から少しずつ売上構造をずらしております。今後の日本企業は利益率を下げて、給与水準を増やすか、利益率を増やして給与水準を増やすかの2択に迫られると思います。当社は後者で進めていければと考えております。

ただ、すぐに改善、解決出来る訳ではない為、時間を掛ける必要がある。当社も3年計画で達成出来れば御の字だと考えております。




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