経営理念・行動指針

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ノート

部屋の断捨離をしている最中に14年前、29歳の時の業務ノートが出てきました。経営分析、人的資源の考え方が詳しく記入してありました。ロジックツリーでロジカルに丁寧に分析してあり、我ながら、あっぱれだなと自画自賛してしまいました。今自分が同じことを考えても、同じ結論に至るだろうと思う位、素晴らしい内容でした。今だと、ここまで丁寧に分析が出来ないな。

その後、紆余曲折があり、コンサルを入れたりしましたが、自力でここまで出来るのであれば、不要だった。今の僕から見ると、社長と同年代か年下の右腕さえいれば、業容も違っていたのかも知れないと感じた。若さゆえに自分一人で頑張り過ぎていたのだろうと、笑ってしまいました。父親と父親の古参の社員と会社内で権力闘争をしていた時期だったというのも、能力を活かせなかった一因なんだろうな。あの頃は一人で全てを背負っていた。父親と古参の社員を業務上の問題点を盾に罷免すれば、全て終わってたのに、それが出来なかった。親子感情で動いていたのがミスの原因だった。今だから言えるのだが。親を業務上の問題で罷免出来る程、僕は非情になれなかった。

今後、同じ状況下に置かれた時に、罷免が出来るかと問われると、今の自分でも自信はない。結局、経営者としての踏み絵が踏めないのかな。

そんな苛烈な体験をしていた29歳だったので、最近。社内外で30歳前後の人と話す機会があるが、ノートに書かれてある内容の自分を思い出すと、もっと頑張れとしか言えない。

年齢ではなく、意欲を持ってどれだけ考えるかが大切なんだなと昔の自分に教えてもらった。何をやるかではなく、誰とやるかが大切なんだなということも改めて29歳の自分に教えてもらった。次は失敗しないと思いたい。




同い年

ZOZOタウンを運営する前澤社長は、私と同じ年。プロ野球球団を手に入れたいとSNSで発言したたあたりから、週刊誌で叩かれている。
物欲全開な部分が今の風潮には合わないのだろう。格好の餌食になっている気がする。

一代でのし上がっているので、創業者として自由にお金を使うのは問題ないと思う。僕からすれば、2代目、3代目で蕩尽している人の方が問題だ・・・・。人は見た目のパフォーマンスに騙されてしまうのだろうか。

彼の経営哲学はいい加減に見えて、とても有用だと感じた。彼の経営哲学は『競争は嫌い』。『みんなを幸せに』。一見、綺麗ごとにしか聞こえないが、彼の行っているネット事業は競争相手がいない独占事業だ。IT事業の為、徹底的に無駄を省けば、ITが全て対応する為、従業員は早く帰ることが可能だ。(彼らの勤務時間は9時から15時らしい。社長は週3日しか出社しないと書かれていたが、無駄を省いた結果なのだろうか?)

彼は体育会的な教育、競争が本当に嫌いだったようだ。私も彼の感じた違和感・嫌悪感には同意であり、私も同様に起業するしか無かった。
伝説的な投資家ピーター・ティールも『競争するな独占しろ』と言い続け、facebookやペイパルに事業家としても参画していたのは有名は話だ。彼は模倣ではなくゼロから事業を生み出し、独占することを事業の骨子としていた。ティールの経営哲学から見ると、前澤社長が行っている事業はある意味、王道経営なのかも知れない。見た目で人は判断は出来ないな。素晴らしい。







M&A

一日オフィスにいると、FAX、メール、電話の80%以上がM&Aの連絡という日がある。トレンドなのだろうが、やり過ぎだ。昔のボーリングブームのごとく、業者がM&A業務に一斉に群がっているのだろう。ブームが過ぎるとまた倒産の嵐かな・・・。M&A業者がM&Aされるんだろうな(笑)

優秀な学生や若者と後継者不在の企業をマッチングさせれば面白いのに。そんな企業出てこないかな。

家族

母の退院が決まった。とは言っても、今後、何をどうするのか、僕は知らない・・・。弟が気を使ったつもりなのだろうが、スタッフや業者から退院日を知らされたとき程、悲しいことは無かった。

退院後の生活方法を知らされていない以上は何もしてあげることが出来ない。自分でやると決めた以上、僕は口出しはしないし、影から応援はする。申し出がない限り、手伝うことはないだろう。

父から姉の今後の相談を受けた。当然、兄弟に相談すべきだろうが、彼らでは何も出来ないだろう。だから相談もしない。この問題と母の問題はちょっと違うんだよな。母の生き様、父の生き様、父と暮らす女性の今後、姉の幼き日を唯一知る僕だからこそ、話し合える内容だから、兄弟には内容を共有していないだけなのだ。

父はもう人生が長くないと悟っているようだ。母の違った側面を教えてくれた。父も辛く耐え抜いてきたんだな。話を淡々と聞いていた。実はその事件や癖は俺も何となく知っていた(笑) 自分が岡本太郎と母かの子みたいな関係だなと思わず笑ってしまった。姉を通して、父と息子が濃密な関係に初めてなった気がする。

内縁の妻とも話をした。彼女からは、父の愛した娘を見てあげたい、でも籍に入っていないから金銭的に一緒にいるのは難しい。姉についつい手が出てしまうと話してくれた。父が亡くなった後に姉と内縁の妻が共に暮らしていくのは不可能だという結論になった。父は離婚して再婚することも何度も考えたそうだが、母の今後を案じて、踏みとどまったそうだ。

30年間否定し続けた父が初めて、姉を手放すことを選択した。苦渋の選択だと思う。姉は何回家族から匙を投げられてしまったのだろうか。生まれてきて良かったのか、生きるとは何なのか?障がいがあっても生まれてきて欲しいという人がいるが、その45年後の悲惨な惨状を見て、そういえるのか?僕はそうは言えない・・・。助けてあげたくても僕自身も抱えるものが多すぎて何も出来ない。黙って姉と離れるしかないのだから。

災害に苦しむ人を皆が必死でボランティアしているが、今ここにも苦しんでいる家族がいる、助けに来てくれ。と感じた、どうにもならない現実に憤怒したかったが、姉への膨大な悲しみに心を押しつぶされた。FBなどでボランティアアピールしている人を見ると、日々、地味に苦しみ、助けてと声をあげられない家族がいることを積極的に知って欲しいと切実に思う。

















夏と言えば...

ブログの更新を怠っておりました。失礼いたしました。
夏と言えば・・・、○○文庫の100冊(笑)!
夏はいつも課題図書を読まされていた。昔は意味が分からないと適当に読み進めていた本が多かった。適当な感想文だったな・・・。

新潮文庫の100冊が店頭に並んでいたので、個人的な夏の課題図書として安部公房の『砂の女』を買ってみた。早速買って読んでみたが面白い・・・・。53か国に翻訳される理由が分かる。まだ、読み始めなので、読了後に詳しい感想は記載したいと思う。

安部公房を若い頃読んでも、今ほどの感動や面白さは生まれなかったな。

読書は中年からに限ると最近、ひしひしと感じるのだが、代表格は、夏目漱石ではないだろうか?
夏目漱石の『こころ』は夏の課題図書の定番だが、中学生や高校生では、Kが死んだしか印象に残らなかったのではないか?


中年になり、改めて読むと、良心の呵責や愛や嫉妬の怖さ、恋愛が男性優位なのはおかしいだろうと色々と考えさせられるのだが、中学生・高校生の大半は恋愛を知らないだろうから、登場人物の心の機微を本当の意味で掴むのは無理だろう・・・。

源氏物語も紫式部が女性だったから、やわらかく、丁寧に女性の心の機微を表現が出来た。夕顔や空蝉あたりを読むと男性目線でも楽しめるが、女性目線でも男の恋愛の法則を知ることが出来て面白いなと感じる。大人だからこそ浮かんでくる感想だが、源氏物語は高校生の頃は受験に出るので、登場人物を暗記したり、敬語や謙譲語がどこなのかを必死に調べていて、中身までゆっくりと読むことはまれだった。

大人こそ読書を楽しむべきではないだろうか?

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